東京の多彩な建築を体験できる大規模イベント「東京建築祭」が、今年も開催。東京都内の名建築を舞台に、さまざまなプログラムが展開される。2025年5月17日（金）から25日（日）まで。
2024年に初開催され、想定を大きく上回るのべ6万5000人が来場するなど大きな反響を呼んだ大規模建築体験イベント「東京建築祭」。明治31（1898）年創業の木造建築「鳳明館」や、「東京国立博物館 日本庭園 茶室」のほか、昭和9（1934）年に竣工した近代建築の名作「明治生命館」など、普段は一般公開されていないエリアなど貴重な内部空間を体験する機会が提供されるほか、ガイドツアー、各種企画・連携イベントなども多数展開される。
フランク・ロイド・ライトによる日本に現存する数少ない作品の一つ『自由学園明日館』
開催エリアは、昨年の日本橋・京橋、大手町・丸の内・有楽町、銀座・築地に加えて、新たに上野や品川までエリアを拡大したほか、見学できる施設や、参加可能なプログラム数も大幅に増加。建築の使い手や専門家の解説によるガイドツアーや、携企画を含むイベントも充実してパワーアップしている。
なお本プロジェクトは、誰もが無料で参加できるようにイベントの運営資金をクラウドファンディングで募集中。目標金額には到達したものの、まだまだ応援可能！ イベントとあわせて、こちらのサポートもぜひ。
日本で数少ない本格的なセセッション様式を持つ『日本工業倶楽部会館』
※掲載情報は5月20日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
東京建築祭
会期／2025年5月17日（金）〜5月25日（日）
会場／日本橋・京橋、大手町・丸の内・有楽町、銀座・築地、上野・本郷、神田・九段、港区、そのほか
料金／一般公開 無料（但し、ガイドツアーやイベントは有料）
URL／tokyo2025.kenchikusai.jp（特設サイト）
motion-gallery.net/projects/tokyokenchikusai2025（クラウドファンディングページ）
Text：Manami Abe
