
北米の森に棲むとされる未確認生物“サスカッチ”(ビッグフット)。そんな伝説の存在を描いた映画『サスカッチ・サンセット』が5月23日(金)より公開される。それに先駆け5月16日(金)に開催されるトークイベント付き先行試写会に5組10名様をご招待。

製作総指揮にアリ・アスター。
サスカッチに本気すぎる監督陣と製作陣が挑む
メガホンを取ったのは、手がけた作品が世界中の映画祭で高く評価されているゼルナー兄弟こと、デヴィッド・ゼルナー&ネイサン・ゼルナー。ゴッサム賞にノミネートされた『Kid-Thing』(2012)菊地凛子を主演に迎えた『トレジャーハンター・クミコ』(14)、ミア・ワシコウスカ&ロバート・パティンソン主演『ダムゼル とらわれのお嬢さん』(18)などで知られている。サスカッチ伝説への長年の関心を基に、2010年には短編『Sesquatch Birth Journal No.2』を製作していた彼らにとって、本作は“念願のプロジェクト”だ。弟のネイサンは本作で自らアルファオス・サスカッチ役を演じ、その並々ならぬ熱量が伺える。

脚本・演出・出演まで手がけた彼らの情熱に共鳴し、製作に名を連ねたのが『ミッドサマー』(19年)や『ヘレディタリー/継承』(18年)などを手がけたアリ・アスター。彼はこの映画を、「ジャン=ジャック・アノーの名作『人類創世』(1981)を超える」と絶賛している。

温厚で知的なオス・サスカッチに扮したのは『ソーシャル・ネットワーク』(10)などで知られるジェシー・アイゼンバーグ。早口で知的な役柄が多い彼だが、本作ではまったく言葉を発さず、表情や動きだけで感情を伝えるという新境地に挑戦している。
メスを演じるのは、『アンダー・ザ・シルバーレイク』(18)や『Zola』(20)などで個性を放ってきたライリー・キーオ。彼女自身も監督として活動するなど、多彩な才能を発揮している。アルファとメスの息子役には『ツイン・ピークス The Return』(17)などで注目されたクリストフ・ゼイジャック=デネクが出演。俳優陣は撮影前に1週間におよびサスカッチの仕草や動きを習得する“類人猿訓練”を受講し、特殊メイクとコスチュームでの過酷な撮影に挑んだという。

北米の霧深い森に暮らす4頭のサスカッチ。群れを率いるアルファオスを中心に、つがいのメス、その子ども、そしてもう1頭のオスが共に生活している。彼らは寝床を整え、食料を探し、交尾をするいつもの営みを繰り返しながら、仲間の存在を信じて、果てしない旅を続けていた──。
撮影はカリフォルニア州・レッドウッド国立公園で行われ、撮影監督にはM・ナイト・シャマラン作品を多く手がけたマイケル・ジオラキスが参加。また、ゼルナー兄弟の『トレジャーハンター・クミコ』でも音楽を担当したオクトパス・プロジェクトが本作の音楽を手がけ、幻想的でユーモラスなサウンドが映画の世界を豊かに彩る。そんな精鋭たちが生み出した、誰も見たことのないサスカッチの冒険譚を、ぜひ劇場で体感してほしい。
トークイベント付き先行試写会に
5組10名様をご招待!
『サスカッチ・サンセット』
監督/デヴィッド・ゼルナー&ネイサン・ゼルナー
出演/ジェシー・アイゼンバーグ、ライリー・キーオ
製作/アリ・アスター
配給/アルバトロス・フィルム
5/23(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
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