ダイアナ妃、フレディ・マーキュリーの恋人に扮してパブに潜入 | Numero TOKYO
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ダイアナ妃、フレディ・マーキュリーの恋人に扮してパブに潜入

©Bang Media International
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ダイアナ妃は、フレディ・マーキュリーの恋人に変装してパブに忍び込んだことがあったという。

1997年にパリでの自動車事故で亡くなったダイアナ妃、友人だったコメディアンのケニー・エヴェレットと米コメディドラマ『ゴールデン・ガールズ』を見るためにランチミーティングをした後、ケニーのコメディパートナーのクレオ・ロコスと共にケニーの家を訪ねたそうだ。

ケニーは友人だったクイーンのフロントマンのフレディを呼び出し、クレオはダイアナ妃に兄の迷彩ジャケットを着させ、フレディが妃にサングラスを装着させ、全員でロンドンの有名なゲイバーに繰り出したという。

クレオはデイリー・ミラー紙にこう明かす。「ダイアナはどこに行くのか、何を着ていくのかと聞いてきてね」「私の兄はエルサルバドルで戦場カメラマンをしていたから、迷彩柄のジャケットをもらって。ケニーはレザーの帽子を取り出してダイアナはそれを被り、フレディがサングラスを用意してくれた」「彼女が『私も行きたい』と言ったの。冗談かと思ったけど」「ケニーは『毛深い大男たちがいて、ケンカもする場所に行くんだ』と言っていた。『未来の英国女王、ゲイバーの乱闘で帰らぬ人に』なんて見出しが目に浮かぶようだった」「でもフレディは、『彼女に楽しんでもらおう』って」「ヴォクスホール・タバーン(ロンドン最古のゲイバー)に行った。ダイアナはフレディのボーイフレンド、男性モデルに見えたわ」

短い滞在の後、ダイアナ妃を帰らすためタクシーを呼んだそうでクレオはこう続ける。「20分居たわ。彼女をタクシーでケンジントン宮殿まで送ってもらった」「あの時のランチでダイアナが頭を後ろに振り笑い転げていたのを今でも思い出す」

1995年にエイズ関連の病気で50歳の若さで他界したケニーについてクレオは、一緒にパーティーをするのがどれだけ楽しかったかを振り返ってもいた。

Photo: Bangshowbiz

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