ヴァレンティノ（Valentino）は、アレッサンドロ・ミケーレのデビューとなる2025年春夏コレクション「パヴィヨン デ フォリ」のローンチを記念し、3月下旬に東京国立博物館の表慶館でパーティーを開催した。会場には道枝駿佑、本田翼、アイナ・ジ・エンドなど豪華なセレブリティが来場。「パヴィヨン デ フォリ」のルックを身にまとい、幻想的な空間でファッション、音楽、没入型体験が融合した特別な一夜を楽しんだ。
会場は複数の部屋に分かれ、それぞれ異なる雰囲気が演出されていた。エントランスでは、グリーンがかったロタンダがゲストを迎え入れ、Kaiki Ohara（Suchmos）と50Minimals（Soma & Kai）によるライブパフォーマンスが響き渡る。ダイナミックで進化し続けるサウンドスケープが、空間全体を包み込んだ。
パリで発表されたショーの象徴的なアイテム、ハンドペイントの猫型ミノディエールを讃える3Dインスタレーション「ル シャ デ ラ メゾン」も登場。高さ2メートルにも及ぶ巨大なモニュメントが、ヴァレンティノの洗練された世界観を体現し、ゲストの注目を集めた。
会場内には、真っ赤なラウンジも設置され、ゲストはコレクションのキャンペーンに登場したミルクから着想を得たシグネチャードリンクを堪能。さらに、LINEを活用したスタンプラリー形式のデジタルトレジャーハントも展開。「ル シャ デ ラ メゾン」をモチーフにしたバーチャル空間で猫を探し集めることで、特別なリワードを獲得できる仕掛けが用意され、遊び心あふれる演出が幻想的なムードを一層際立たせた。
ライラック色のプレイルームには、エクスクルーシブなギフトが手に入るクレーンゲームやフォトブースが設置され、ゲストたちを魅了した。クレーンゲームでは、ブランドのキャンペーンと親和性のあるアイテムのほか、後日表参道ストアで特別なアイテムと交換できるチケットが数量限定で用意されている仕掛けに。また、フォトブースでは、ゲストたちが思い思いのポーズで特別な夜の瞬間を写真に収め、非日常的なムードの中で忘れられないひとときを楽しんだ。
クリエイティブ ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレのクリエイションが息づく「パヴィヨン デ フォリ」パーティーは、予期せぬ出会いと没入型ストーリーテリングが交差する特別な一夜となった。幻想と現実が曖昧に溶け合い、ヘリテージとファンタジーが交錯した空間が広がる会場。煌びやかな装飾、アートのように配置されたオブジェクト、遊び心あふれる仕掛けが、まるで時間の流れを忘れさせるかのような非日常的な体験を創り出した。
ヴァレンティノ インフォメーションデスク
TEL／03-6384-3512
URL／www.valentino.com
Text：Naomi Sakai
