
2025年2月26日(水)、ミラノにてフェンディ(Fendi) 2025-26年秋冬 ウィメンズ・メンズコレクションが発表された。ゲストには、ジャパンブランドアンバサダーを務めるMINAやジャパンメンズブランドアンバサダーの目黒蓮をはじめ、ソン・ヘギョ、Stray Kidsのバンチャン、(G)I-DLEのウギなど、各国のブランドアンバサダーがショーに駆け付けた。
会場となったリニューアルされたミラノのショールームは、ローマ・ボルゴニョーナ通りにあるフェンディのブティックとアトリエの歴史的なサロンを再現。かつてフェンディ家の5人姉妹がともに働き、遊んでいた空間のエッセンスを取り入れ、温かみのある木製パネルの扉の向こうには、豪華なカーペットやシャンデリアが広がる幻想的な空間が出現した。
フェンディ100周年の幕開けを祝う今回のコレクションは、メゾンが誇る伝統的な職人技と、現代的な解釈が融合したルックが数多く登場。ファーストルックを飾ったのは、高めの襟とウエストを引き締めるゴールドのベルトが特徴のフレアコート。テーラリングとフェミニンな要素を掛け合わせたり、職人技と素材の妙が際立つアイテムが印象的だった。カラーパレットは、シナモン、テラコッタ、ダスティローズまで夕暮れのローマを思わせる色合いで展開。
小物もアイコニックなバッグが目白押し。三日月型の新作「フェンディ ジャーノ(FENDI Giano)」、2005年にローンチされた「フェンディ スパイ(FENDI Spy)」が新たな装いで復活、「ピーカブー(Peekaboo)」と「バゲット(Baguette)」は、華やかなデザインで進化を遂げた。
シューズは、サテンとイールを用いたトロンプルイユブーツや、スリムウェッジポリッシュメタルのフックドヒールなど、洗練された遊び心が光るデザインが揃う。
創業100周年を迎えた節目の年にふさわしく、ブランドの豊かな伝統と未来へのビジョンを表明した今回のコレクション。シルヴィア・フェンディは次のように語っている。「フェンディは未来を思い起こさせてくれます。物理的なアーカイブを掘り下げるのに時間をかけたくはありませんでした。私にとって『フェンディ100』とは、現実の、あるいは想像上の、フェンディが何であったか、そして今日のフェンディが何を意味するのかという、私自身の記憶についてなのです」
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