
シャネル(Chanel)が2025年1月28日(火)に2025年春夏 オートクチュール コレクション ショーを発表した。日本からはアンバサダーを務める二階堂ふみが出席し、他にもBLACKPINKのジェニーやG-DRAGON、リリー=ローズ・デップやヴァネッサ・パラディをはじめ、メゾンにゆかりのあるゲストが世界中から来場した。
会場となったグラン・パレには、シャネルの無限の卓越性を象徴するダブルCでインフィニティのシンボルを描いたランウェイが出現。舞台美術を手掛けるデザイナーのウィロ・ペロンが手掛けた舞台デザインは、コレクションのキーワードの一つである「色相環」を想起させ、作曲家ギュスターヴ・ルドマンとサウンドデザイナーのミシェル・ゴベールによるオリジナルスコアが華を添えた。
コレクションは、朝から夜へと移り変わる一日のサイクルを色彩で表現。夜明けを思わせるシルククレープのパジャマスタイル、サンシャインイエローのツイードスーツ、ライラックのツイードドレス、白と黒のツイードスーツなど、時間の流れとともに変化するパレットが印象的だ。さらに、パープルのジャカードドレスとオレンジピンクのコート、ミモザ色のドレススーツなど、華やかな色が登場し、洗練されたカラーバランスを際立たせた。
また、刺繍やグラフィカルな装飾が施されたブレード、月や太陽、カメリアのモチーフをあしらったボタンなど、シャネルのコードを再解釈し遊び心溢れるディテールを演出。ドレスはショート、ロング、ミックスシルエットが揃い、軽やかな刺繍やプリーツがオートクチュールの精巧な技術を体現。きらめく星空を思わせるドレスや、スカイブルーのロングパッファーケープ、シークインが輝くドレスなど、幻想的な世界観が広がった。
シャネルのオートクチュールは、今年で110周年を迎える。伝統と革新を融合させ、卓越した技術によって新たな創造の可能性を切り拓いた今回のコレクションは、メゾンの美学と価値観を改めて問い直すものとなった。
Chanel
シャネル カスタマーケア
TEL/0120-525-519
URL/www.chanel.com/