圧巻のステージで魅了! BOYNEXTDOOR メンバーが語る『2024 MAMA AWARDS』秘話とは?
KOZ ENTERTAINMENTに所属する6人組ボーイグループBOYNEXTDOOR。2023年5月に1st Single『WHO!』でデビュー後、新人とは思えない圧倒的なパフォーマンス力と、メンバー自らが楽曲制作に携わり生み出される多彩な音楽性で瞬く間に話題を集めた。デビュー112日目にして1st EP『WHY..』がアメリカビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」にチャートインするなど、世界が熱視線を注ぐ存在に。2024年は2nd EP『HOW?』、3rd EP『19.99』をリリースし、デビュー後初のミリオンセラー達成、日本デビューなど、その勢いは止まらない!
彼らにとって飛躍の年となった2024年だが、その集大成とも言えるステージが、2024年11月22日(金)、23日(土)の2日間、大阪で開催された世界最大のK-POP授賞式『2024 MAMA AWARDS』でのパフォーマンス。
パーティで意中の相手に気持ちを伝えたいグループの末っ子、WOONHAKが「NICE GUY AGENT」を訪れるVCRから物語は始まる。洗練された“NICE GUY”に変身すると、華麗なスーツに身を包んだメンバーたちと共にステージへ。MAMAのために華やかにアレンジされた『Nice Guy』を披露しながら、舞台ではパーティが繰り広げられ、ダイナミックな演出と共に会場全体が大きな高揚感に包まれる。このまま大円団を迎えるかと思いきや、好きな相手から拒絶されたWOONHAK。シーンは突然一変し、『Earth, Wind & Fire』で激しい感情をあらわにする。豊かな感情表現、幅広い音楽性、見るものを釘付けにするストーリーテリングで、一瞬も目が離せないステージを完成させた。
BOYNEXTDOORのメンバーに訊く! MAMAステージの裏話や、今年思い出に残った出来事、今後の活動は?
──2023年に続いて2回目のMAMA出演となった今回、VCRから始まるストーリー仕立ての舞台を披露し、大きな反響を呼びました。このパフォーマンスを終えた感想や、ファンの方からの反応について率直にお聞かせください。
SUNGHO「本当に一生懸命準備したので、多くの方々が褒めてくださってとてもうれしかったです。今回の『2024 MAMA AWARDS』で幸せな思い出をたくさん作りました」
RIWOO「パーティをするような明るい雰囲気を出したかったし、見ている方々も同じような感じを受けることを願っていました。舞台をご覧になった方が実際のパーティーに来たようだったと言ってくださってうれしかったです」
JAEHYUN「『舞台に込められたストーリーをそのままお伝えできるだろうか?』という心配がありましたが、素敵な舞台が完成したようで感謝で胸がいっぱいです」
TAESAN「パフォーマンスをする前から『ファンの方々が喜ぶような要素が多いだろう』と思っていましたが、僕たちが感じた通りファンの方々が舞台に共感し、喜んで下さったようでうれしかったです」
LEEHAN「準備しているときから舞台に上がるまで、毎瞬間楽しんできました。機会があればいつか『2024 MAMA AWARDS』の開催の地、京セラドーム大阪でONEDOORと一緒にコンサートをしたいです」
WOONHAK「舞台を見た方がかっこいいと言ってくださって、とても良かったしうれしかったです」
──今回の舞台で特に苦心した点を教えてください。
SUNGHO「『Nice Guy』では、コンセプトに合うアクティングを豊富に詰め込もうと努力しました」
RIWOO「ミュージカルのように続く演技とディテールに気を使いました」
JAEHYUN「さまざまな構成をお見せするために、パフォーマンスの流れをスムーズにつなげようとしました」
TAESAN「ストーリーラインとパンクに編曲したパフォーマンスをお見せしようとしました」
LEEHAN「パーティムードに合わせて楽しむ姿を盛り込もうとしましたが、舞台をしながら自然と興奮が高まり、意図しなくても感情がよく表れたようです」
WOONHAK「カメラにキスをするシーンがありましたが、どうすればうまくできるかかなり気を使いました。本番は緊張したせいか、目を閉じて開けたらすでにキスシーンが終わっていたのを覚えています(笑)」
──MAMAのステージを準備しながら、ZICOプロデューサーがアドバイスしてくださったことがあれば教えてください。
SUNGHO「センスあふれる表情とムードを掴めるように手伝ってくださいました」
RIWOO「よくやっていると盛り上げてくださいました。いつもおっしゃってくださるのですが、舞台に集中する姿を見せてくださいという言葉をもらいました」
JAEHYUN「いつもおっしゃっていることですが、ステージに集中する姿を見せてほしいとアドバイスをいただきました」
TAESAN「舞台を頑張ってくださいと励ましてくれました」
LEEHAN「楽しくやって来いと笑ってくれました。授賞式が終わった後にPDさんに『ブルーノ·マーズさんをすぐ目の前で見ました』と自慢しました(笑)」
WOONHAK「ステージを終えた後、本当によくやったと褒めてくれました」
──MAMAでは「FAVORITE DANCE PERFORMANCE GROUP」賞を受賞しました。 デビューから1年半ほどでこのような賞を受賞できた理由は何だと思いますか? グループとしてどんな点を評価してくれたと思いますか?
SUNGHO「僕たち皆が一番気を使って一番悩む瞬間が舞台を作る過程です。最高の舞台のために努力してきた点を高く評価してくださったようです」
RIWOO「自分のパートではないときも没頭してパフォーマンスしている点を高く評価してくださったようです。僕たちのチームはステージではいつもハンドマイクを使います。ハンドマイクでお届けする生のライブステージを気に入ってくださったようでうれしいです」
JAEHYUN「まだ足りていない部分もありますが、これからもっと素敵なパフォーマンスを見せてほしいという意味で受け止めています。さらに成長し、かっこよくなったパフォーマンスで戻ってきます!」
TAESAN「『僕たちだけの個性が込められたパフォーマンスを気に入ってくださったのではないか』という考えを慎重にしてみます」
LEEHAN「チームワークをよく見てくださったようです。 僕たちは一緒にいるとき、本当に強いチームなんです!」
WOONHAK「僕たちは常に完璧なパフォーマンスを誓ってステージに上がっています。努力をわかっていただけたようでうれしいです。ファンの方々が愛してくださったおかげだと思います」
──本番前に緊張するとき、どうやってリラックスしていますか?
SUNGHO「イメージトレーニングをたくさんします。練習のときと本番のコンディションが違うことが多いので、練習ではなく実際の現場だと想像しながら準備しています」
RIWOO「心を楽にするために努力しています」
JAEHYUN「深呼吸を何度もするようにしています」
TAESAN「緊張をあまりしませんが、時々そのような感情があるときは深呼吸をしたりします」
LEEHAN「靴紐をぎゅっと結びます」
WOONHAK「緊張をほぐすより楽しもうとする方です」
──今回のMAMAは大阪で開かれましたが、食べたいものや好きなご当地グルメを教えてください。
SUNGHO「今回、お好み焼きをメンバーと食堂に行って食べてみましたが、とてもおいしかったです」
RIWOO「お好み焼きが大好きです」
JAEHYUN「たこ焼きです」
TAESAN「僕もたこ焼きです」
LEEHAN「お好み焼きをお店に行って食べたのですが、とてもおいしくて印象的でした」
WOONHAK「牛カツが大好きです」
──今年一年を振り返って印象に残ったことを教えてください。
SUNGHO「今年を振り返ってみると、本当に多くの舞台と新曲を公開しましたが、すべての活動がたくさん愛されたようです。ファンの皆さんの愛のおかげで、一年を楽しく過ごせたと思います」
RIWOO「初のパフォーマンス賞を受賞したことではないかと思います。デビュー後も今回の『2024 MAMA AWARDS』の舞台をはじめ、さまざまな公演を準備しながら本当にたくさん練習したんですよ。だからもっと意味のある賞だと思います」
JAEHYUN「12月から始まる初の単独ツアー『BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’』が一番記憶に残ることになりそうです。まだスタート前なのですが、考えるだけでわくわくします(笑)」
TAESAN「2回のカムバック活動とファンミーティングが記憶に残っています」
LEEHAN「もうすぐ初の単独ツアーが始まりますが、今年最高に幸せな思い出になりそうです」
WOONHAK「『2024 MAMA AWARDS』が印象に残りました。最高なパフォーマンスもそうですし、そのときに感じた熱気がすごかったです」
──2025年は初の単独ツアーも控えています。来年はどんな姿を見せてくれますか?
SUNGHO今年よりもっと活発で多様な姿をお見せできると思います。
RIWOO「来年のBOYNEXTDOORは僕たちらしく、『こんな姿もあるね?』『新しいところがいいね』と感じられる舞台をお見せしたいと思います。本当に愛される、良い音楽をお届けできるグループになりたいです。それができるように努力します」
JAEHYUN「新しいジャンルの音楽と姿で戻ってくるので期待してください」
TAESAN「新しく成長した姿をお見せしたいです」
LEEHAN「単独ツアーはONEDOORと直接近くで会える機会なので、近くでたくさんの感情を交わしたいです」
WOONHAK「舞台の上でもっと素敵な姿をお見せしたいです。僕たちを愛してくださる皆さんをもっと幸せにしてあげたいです」
K-POP界を代表する音楽授賞式
「2024 MAMA AWARDS」とは?
CJ ENMが主催する「MAMA AWARDS」は、1999年にその前身となる「Mnet映像音楽大賞」としてスタートし、2009年に「Mnet Asia Music Awards(MAMA)」へと名称を変更して以来、25年間にわたりK-POPの発展を牽引してきた。K-POPの影響力がアジアを越えて世界的に広がる中、2022年には「MAMA AWARDS」としてリブランディングを実施し、過去最大規模で開催。毎年、最高峰のアーティストたちによる象徴的なパフォーマンスと、最先端の舞台技術が融合し、名実ともにグローバルK-POP授賞式の代表格として高い評価を得ている。
2024年は初の試みとしてアメリカで授賞式が行われ、現地時間11月21日(木)にはLAのドルビー・シアター、続いて11月22日(金)と23日(土)には日本の京セラドーム大阪で開催となった。2024年の「MAMA AWARDS」のテーマは「BIG BLUR: What is Real?」。産業や文化の境界が曖昧になる「ビッグブラー時代」の到来を反映し、多様な音楽やスタイルが融合して生まれた新しい価値を提案するという意味が込められている。
Text: Yukiko Shinto