プラダ財団が支援するフィッチ/トレカーティンの日本初個展 @プラダ 青山店 | Numero TOKYO
Art / News

プラダ財団が支援するフィッチ/トレカーティンの日本初個展 @プラダ 青山店

『Still from It Waives Back (Whether Line)』(2019-2024年)
『Still from It Waives Back (Whether Line)』(2019-2024年)

アメリカのアーティスト、フィッチ/トレカーティンによる日本初の個展が、東京・表参道のプラダ 青山店にて開催。本展「IT WAIVES BACK」は、2025年1月13日(月)まで。

アメリカ・オハイオ州のアセンズに活動拠点を置き、共同制作を続けてきたリジー・フィッチとライアン・トレカーティンからなるフィッチ/トレカーティン。二人の作品は、ホイットニー美術館(アメリカ・ニューヨーク)やMoMA PS1(アメリカ・ニューヨーク)、パリ市立近代美術館(フランス・パリ)など、世界有数の美術館で展示されており、「非線形のナラティブ」(物語が時間の順序に従わず、前後する手法)を用いた映像と、没入型インスタレーションを融合させた作品が高く評価されている。

『Stills from TITLE WAIVE』(2019-2024年)
『Stills from TITLE WAIVE』(2019-2024年)

Lizzie Fitch | Ryan Trecartin with Kenny Curran 『PanderSun』(2024年)
Lizzie Fitch | Ryan Trecartin with Kenny Curran 『PanderSun』(2024年)

本展では、大規模なインスタレーションを中心とした映像作品2本と、キャリアを象徴する立体作品『彫刻的劇場』を展示。新作の映像作品は、プラダ財団の委託で16年からスタートした大規模なライフプロジェクト「Whether Line」の一部でもあり、過去に立ちかえることによって、「多くの真実が同時に共存する」という作品のコンセプトをさらに深めている。

作品に込められた自由で複雑な物語を、あなたの視点で読み解いてみてはいかが。

 

※掲載情報は11月1日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

LIZZIE FITCH | RYAN TRECARTIN: IT WAIVES BACK
会期/2024年10月24日(木)〜2025年1月13日(月)
会場/プラダ 青山店6F
住所/東京都港区南青山5-2-6
料金/無料
時間/11:00〜20:00
休館/プラダ 青山店の営業時間に準ずる
URL/www.prada.com

Text : Manami Abe

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する