3日間限定！歌舞伎町でのオールナイトアートイベント「BENTEN 2024」開幕

2024年11月2日（土）、11月3日（日）、11月4日（月・祝）の3日間に渡り、東京新宿・歌舞伎町で開催される新たなオールナイトアートイベント「BENTEN 2024」。Chim↑Pom from Smappa!Groupが芸術監督を務め、総勢65組による「夜の街」ならではのアートイベントが繰り広げられる。

戦後の復興期から多様性に溢れ、前衛芸術家たちが活動する大衆文化の坩堝として魅力を持ち続けてきた新宿・歌舞伎町。街中のバーや路上で、瞬間的に現れる伝説的なアートが多く生まれてきたが、未だその美術史上の重要性が広く認知されているとは言えない状況だ。

歌舞伎町一帯にて初開催となったオールナイトアートイベント「BENTEN 2024」では、長年歌舞伎町で活動してきたChim↑Pom from Smappa!Groupが芸術監督を務める。王城ビル、新宿歌舞伎町能舞台、デカメロン、WHITEHOUSE、東京砂漠など、近年登場した歌舞伎町のアートスペースたちや公共圏をつなぎ、歌舞伎町界隈がすでに独自の芸術地区として成立していることを可視化する試みだ。

参加アーティストは総勢61組。展示では、地獄の使者（増山士郎、八谷和彦、会田誠​​、岸本清子​​）や、青柳菜摘、遠藤麻衣らが参加。中国ミレニアル世代の旗手と評されるアーティスト、チェン・ティエンジュオによる王城ビルでの大規模インスタレーションも見逃せない。

また、DOMMUNE KABUKICHO（町山智浩、大根仁、ピエール瀧、麻生子八咫​​、​​宇川直宏、小山田圭吾、砂原良徳、中原昌也、​​Chiro b2b ASIANDOPEBOYS、VMO、他）によるトークから音楽ライブまで、あがた森魚と友川カズキによるフォークイベントや、篠田千明、FAMEME、ゆっきゅんらによるパフォーマンスも充実。歌舞伎町一帯の複数の会場を使って「夜の街」ならではのアートナイトが繰り広げられる。

東京最大・最後の歓楽街である歌舞伎町が、アートの拠点として世界に認知されることは、文化的・観光的に大きなインパクトをもたらすはず。また、この「アンダーグラウンドな芸術祭」が比類なきイベントとしてアート界にも大きな影響を与えるに違いなし。熱い3夜をぜひお見逃しなく。

※掲載情報は10月31日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「BENTEN 2024」
日時／2024年11月2日（土）・11月3日（日）15:00〜5:00、11月4日（月・祝）15:00〜24:00
※会場によって時間が異なるため、公式webサイトやSNS等で要確認
会場／歌舞伎町界隈一帯（王城ビル、WHITEHOUSE、新宿歌舞伎町能舞台、AWAKE、デカメロン、東京砂漠、歌舞伎町公園　ほか）
料金／1DAYチケット一般3,000円、18歳未満2,500円、中学生以下無料
URL／benten-kabukicho.com