紀伊國屋ホール開場60周年記念公演! 行定勲×篠原涼子『見知らぬ女の手紙』
誰もが一度は埋没してみたいと思う狂おしいほどの感情を見せてくれるのが演劇の醍醐味。『見知らぬ女の手紙』は、そんな濃厚な世界を味わえる作品だ。
非常に多忙な男の元に、12歳から28歳まで続く男への思慕が込められた手紙が届く。その差出人は名も知らぬ女性からのもので、極めてプライベートな内容が濃密につづられていた。男は脈絡も分からぬまま、女の自分語りを読み始める…。
久しぶりの舞台となる篠原涼子が、ある女から12歳から一方的に募らせた想いを語り、その想いを寄せられる“男”を首藤康之がダンスでその想いを表現していく。
実に演劇的なこの試みを演出するのは行定勲。行定は、篠原を「少女性と大人の色気が共存している方」と評し、この作品の原作であるツヴァイクに合っているという。
首藤についても「日本人離れした存在感があって、一度映像で撮ってみたいと思っていた」と語り、いずれも行定が一度は仕事をしてみたい、と願っていたキャスティングが実現した。
60周年を迎える紀伊國屋ホールにまたひとつ、濃い印象を残す作品が加えられそうだ。
舞台 紀伊國屋ホール開場60周年記念公演『見知らぬ女の手紙』
原作/シュテファン・ツヴァイク
翻案・演出/行定勲
ステージング/首藤康之
出演/篠原涼子 首藤康之
公演日程/2024年12月25日(水)~12月28日(土)
会場/紀伊國屋ホール
チケット一般発売/2024年10月12日(土)
チケット料金/8,800円(全席指定・税込)U-25チケット4,400円(観劇時25歳以下対象、要身分証明、当日指定券引換、ローソンチケットのみ取扱い)
公式HP/https://tspnet.co.jp/mishiranu/
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