BLACKPINKジェニーや小松菜奈ら集結「Chanel」自由への飛翔を讃える、2025年春夏 プレタポルテ コレクション
シャネル(Chanel)が、2024年10月1日(火) 日本時間21時に2025年春夏 プレタポルテ コレクション ショーを公開。会場となったグラン パレには、BLACKPINKのジェニーや小松菜奈、ヴァネッサ・パラディ、マーガレット・クアリーらメゾンにゆかりのあるゲストが数多く出席した。
長年に渡り、シャネルのコレクション発表の舞台となってきたパリのグラン パレ。シャネルは、2018年からグラン パレを支援するメインのメゾンとして修復を支援することを発表し、本来のデザインの独創性とその美しい姿を復元するという大規模な取り組みに着手した。
2024年4月には、フランス大統領のエマニュエル・マクロンが現場を訪問し、メゾンの創業者への敬意を表して「ガブリエル シャネル」の名前が刻まれた身廊のエントランスが完成。そして10月、2025年春夏 プレタポルテ コレクション ショーで再びグラン パレにシャネルが戻ってきた。
会場の中央には、かつてガブリエル・シャネルが贈られた鳥籠を思わせる巨大な鳥籠のインスタレーションが設置され、解放と創造的表現を象徴するかのよう。
シフォンケープ、スリットスカート、刺繍入りの透け感のあるシャツドレス、ワイドカットで流れるようなパンツ、スパンコールやフリンジがあしらわれたジーンズ、カラフルな羽根模様のトレンチコート……。繊細で軽やかなルックが印象的。
ガブリエル シャネルが、かつて社会の重い制約から女性たちを解放したように、自らを解放した女性たちへのオマージュを捧げた今回のコレクション。ピーターパンカラーのアビエータージャケットやフライトスーツ、ネクタイが一体化したの入ったスーツ、白い襟のついた制服風ドレス、ピンクやブルーのツイードの全身コーディネート、パステルカラーのニットなど、そこにはガブリエル シャネルと親交のあった作家のコレットや、1920年代に流行したギャルソンヌ・ルック、さらに社会に変革をもたらそうとした女性飛行士たちのスタイルが見て取れる。
メゾンのシグネチャーであるスーツやリトルブラックドレス、ツイードやジャージー、キルティングバッグ、そしてツートンシューズを再解釈しながら、昼から夜へと変わりゆく空の色を表現したかのようなカラーパレットで展開された。
フィナーレを迎えると、ライリー・キーオが巨大なブランコに乗って現れ、プリンスの楽曲「ビートに抱かれて」を歌い上げた。
Chanel
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Photos: Courtesy of Chanel Text: Yukiko Shinto