新しい現代アートの祭典が開幕「Art Squiggle Yokohama 2024」@横浜・山下ふ頭
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新しい現代アートの祭典が開幕「Art Squiggle Yokohama 2024」@横浜・山下ふ頭

初開催の現代アートフェスティバル「Art Squiggle Yokohama 2024(アートスクイグルヨコハマ 2024)」が待望の開幕。神奈川・横浜の山下ふ頭にて、2024年9月1日(日)まで。


現代アートの祭典「Art Squiggle Yokohama 2024」が初めての開催を迎えた。本イベントでは、気鋭アーティストを軸とした作品展示や空間デザイン、ワークショップ、音楽ライブなど、多彩な体験型コンテンツを展開。アーティストやアートコレクティブなど総勢16組が参加し、うち8組が本イベントのための新作を発表する。

見どころは、アーティスト・沼田侑香によるピクセルアート作品。小誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』も2023年12月号の若手アーティスト特集で紹介した才能だ(※1)。子どものおもちゃであるアイロンビーズを一粒ずつ並べて生み出される作品は、二次元とも三次元ともつかない独自の表現によって観る者を強く惹きつける。本イベントでは作品展示だけでなくピクセルアート制作ワークショップも開催されるとあって、高い注目を集めている。

(※1)参考記事:Numero.jp「“探究心”に輝く若手アーティスト4選」

また、世界に誇る写真家の輩出を目指す写真コンペ「JAPAN PHOTO AWARD」にて、2019年に賞を受賞した川谷光平によるインスタレーションにもご注目を。現在のフォトシーンでひときわ輝く才能を、会場内最大規模の展示スペースで存分に堪能したい。
そして開催期間中の週末には、音楽イベント「Sound Squiggle」が開催。総勢13組のアーティストがライブステージを盛り上げる。

沼田侑香ワークショップ「アイロンビーズで作るピクセルアート体験:ピクセルファストフードを作ろう!」
沼田侑香ワークショップ「アイロンビーズで作るピクセルアート体験:ピクセルファストフードを作ろう!」

川谷光平インスタレーション(イメージ)
川谷光平インスタレーション(イメージ)

会場は、昭和30年~40年代の高度成長期に横浜港を支えた横浜山下ふ頭。数年後に大規模開発が予定されているこの場所で、横浜の歴史を感じながらアートに触れてみてはいかが。

 

 

※掲載情報は7月26日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

Art Squiggle Yokohama 2024

会期/2024年7月19日(金)〜9月1日(日)

会場/横浜山下ふ頭

住所/神奈川県横浜市中区山下町

料金(当日)/一般 2400円、大学生・高校生 1500円、中学生以下無料

時間/11:00〜20:00(金・土は、11:00〜21:00)
※8月5日(月)は11:00〜21:00

休場/会期中無休
URL/artsquiggle.com

Text : Manami Abe

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