ハワイの離島に暮らす画家、⼭崎美弥⼦の展覧会「Planet Journal─惑星⽇記」開催
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ハワイの離島に暮らす画家、⼭崎美弥⼦の展覧会「Planet Journal─惑星⽇記」開催 

Numero CLOSETにてフォトエッセイを連載中の、ハワイの離島を拠点に「1000年後の未来の風景」を描く画家、山崎美弥子の展覧会が東京・青山のスパイラルガーデンにて、7⽉31⽇(⽔)よりスタート。8月1日には、ヌメロ・トウキョウ編集長・田中杏子と山崎美弥子のトークショーを開催し、その模様をインスタライブで配信する。

東京・青山のスパイラルガーデンを会場に、2021年より累計4万⼈以上を動員し、話題を集めてきた画家、山崎美弥子の展覧会が2024年7⽉31⽇(⽔)〜8⽉12⽇(⽉・祝)に開催される。ハワイの小さな離島で「1000年後の未来の風景」を描き続ける山崎美弥子。Numero CLOSETでもフォトエッセイ連載をスタートしたばかりだが、今回のテーマは、連載タイトルと同じ“Planet Journal ─ 惑星⽇記”。 ある⽇、未来から届いた⼿紙は⽣命たちが息を吹き返した楽園への招待状。もう⼀度鑑賞したいというリクエストの多かった代表的な作品と共に、⽣命の復活を祝うエネルギーで満たされた花々や海と空、そして今回新作となる地平線を表現した絵画作品を含む約200点を展示・販売する。 ⼭崎美弥⼦からのメッセージ  一通の手紙があなたに届いた。消印は未来だった。 この惑星のすべてが死に絶えゆくように見えたとしても、あの手紙を読み解くことが出来たならあなたは必ず覆せる。ひび割れた大地から、芽吹いたばかりのみずみずしい若草色が、パフ(*)の奏でのような、軽やかで崇高な音色を響かせる。そうかと思えば、一斉に枝葉が萌え、たちまち天へ向かって高く高く、それは、すべての母のような慈愛に満ちて、同時に、竜巻のように力強く聳え立つ。音色は徐々にひとつの歌声へと育まれ、くりかえし、またくりかえし、輪唱される。 干からびた生き物たちの抜け殻みたいなその身体さえ、見る見るうちに蘇り、終わりの無いループとなって歌い出す。それは、喜び溢れる祝祭の、鳴りやまないファンファーレのように。…そろそろ思い出すといい。手紙の差出人があなた自身であったことを。そして、あなたが最初から待ち合わせ場所にいることも。今までも、今も、そして、これからも。
*パフ:ハワイの伝統的太鼓 「PlanetJournal─惑星⽇記2024」⼭崎美弥⼦より 

合わせて、彼女がサポートするネイティブハワイアンの職⼈による希少な⾙を用いた伝統⼯芸品カヘレラニジュエリーや、モロカイ島に伝わる幸せの教えThe Bowl of Lightのワークブック、⼭崎美弥⼦の著書などのグッズも販売。

また、今回の展覧会では、山崎の絵画とともに、複数のアーティストたちを招き、⽣命の復活を祝うエネルギーで満たされた楽園を表現したインスタレーションを展⽰。ULTIMATE RHYTHM & NOISE(映像・⾳楽)、コセキイサオ(オブジェ)、テライシマナ(押し花)、paco(AIアート)、yüüki&mana(歌)、Paul Fischer(⽊⼯)といった、山崎と親交のある作家が参加予定だ。

さらに、展覧会のオープンを記念し、8月1日(木)19:00より、小誌編集長・田中杏子と山崎美弥子のトークショーも開催。既に募集は終了しているが、当日のトークの模様は、山崎美弥子 Instagram、スパイラルInstagramアカウントにて、ライブ配信されるのでぜひこちらをチェックして。

⼭崎美弥⼦展「“Planet Journal─惑星⽇記”」 

会期/2024年7⽉31⽇(⽔)〜8⽉12⽇(⽉)
会場/スパイラルガーデン
住所/東京都港区南⻘⼭5-6-23スパイラル1F
時間/11:00〜19:30 ※7⽉31⽇(⽔)のみ18:00まで
URL/https://www.spiral.co.jp/topics/spiral-garden/yamazakimiyako

Numero CLOSET連載エッセイ「山崎美弥子 惑星日記」を読む

Text:Masumi Sasaki

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