Culture / News
『インサイド・ヘッド2』が、『バービー』以来初の世界興行収入10億ドル(約1610億円)を記録した。ディズニー&ピクサーによる同アニメーション映画は、2015年の前作の興行収入8億5880万ドル(約1380億円)を超え、北米で4億6930万ドル(約756億円)、海外で5億4550万ドル(約878億円)を稼ぎ出し、10億ドルの大台を突破したかたちだ。また、ディズニーの2019年の超大作『アナと雪の女王2』以来、最も早く10億ドルを達成したアニメーション映画となった。
『インサイド・ヘッド2』、アニメ映画史上最速で興行収入10億ドルを達成
©Bang Media International
全米劇場所有者協会のマイケル・オリアリー会長兼CEOはバラエティ誌にこう語っている。「この映画の見事な世界的成功は、世界中の観客が魅力的で面白い映画に反応し、それを大きなスクリーンで楽しみたがっていることを改めて示しています」
『アナと雪の女王2』がオープニング週末で1億3500万ドル(約217億円)を稼いだのに対して、『インサイド・ヘッド2』は1億5000万ドル(約242億円)を稼いだ。
自分自身を受け入れることをテーマにした同新作では、少女ライリーを子供の頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたちが、ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に現れたシンパイ率いる<大人の感情>たちにより追放され、ライリーが自分らしさを失ってゆく姿を描いている。
声優陣には、ヨロコビ役のエイミー・ポーラー(日本語版:小清水亜美)、シンパイ役のマヤ・ホーク(日本語版:多部未華子)、カナシミ役のフィリス・スミス(日本語版:大竹しのぶ)らが名を連ねている。日本では2024年8月1日(木)に劇場公開される。