山野アンダーソン陽子×リリー・オブライエン×岡村俊輔によるイベントが開催@などや | Numero TOKYO
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山野アンダーソン陽子×リリー・オブライエン×岡村俊輔によるイベントが開催@などや

photo: Yurika Kono
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ガラス作家・山野アンダーソン陽子とジャムメーカーのリリー・オブライエン、建築家・岡村俊輔が、東京・代々木上原と島津山(五反田)、2カ所の「などや」で展示販売イベントを開催。会期は、それぞれ2024年6月27日(木)〜7月3日(水)、6月27日(木)〜30日(日)まで。

photo: Yurika Kono
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山野アンダーソン陽子は、スウェーデンを拠点に活動するガラス作家。吹きガラス特有の揺らぎや厚み、ガラスの自然なフォルムを生かし、口当たりや手触り、重さや透明感にこだわって制作を行う。その作品は、個人的なものから文化的背景のあるものまで、人の行為からインスピレーションを得て生み出した機能的なもの。
この春には、東京オペラシティ アートギャラリーで18人の画家との展覧会が開催され、話題を呼んだばかり。

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リリー・オブライエンは、ロンドンの人気レストラン「セント・ジョン」のペストリーシェフを経て、2011年に自身のジャムブランド「London Borough of Jam」を立ち上げた。ぺクチンなどの添加物をいっさい使わず、良質な素材を惜しみなく使い少量ずつ製造。旬のフルーツと、少し意外性のあるスパイスやハーブを加えることで魔法のような独特のフレイバーを生み出し評判を呼ぶ。また、リリーが営むロンドンのショップ「London bourough of Jam」の内装は、廃棄されたものや不用品などのリサイクルを多用して構成されている。

photo: Yurika Kono
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会場となる「などや」を運営する岡村俊輔は、建築の新たな価値を生み出すべく、古い家屋をDIYで蘇らせながら文化的な発信を続け、「壊して新しく建てる」よりも「あるものに新たな価値を生み出す」ことに取り組んでいる。

photo: Yurika Kono
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そんな3人に共通しているのは、素材から知ること、長く使いつないでいくこと、ヒューマンスケール、循環だ。3人のものづくりから、ありふれた日常のなかの小さな幸せを感じられる本展。代々木上原では、蓋付のグラスにリリーが日本の季節の素材を取り入れて作るスペシャルなジャムを入れて販売(ガラス作品は完売)。そのほか、詳細は公式SNSをぜひチェックしよう。

※掲載情報は6月29日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「Jam in Glass shop」
会期/2024年6月27日(木)〜7月3日(水)
会場/などや代々木上原
住所/東京都渋谷区西原3-19-3
時間/12:00〜19:00
※最終日は17:00まで
URL/https://www.instagram.com/jam.in.glass/

「Jam in Glass Scene」
会期/2024年6月27日(木)〜30日(日)
会場/などや島津山
住所/東京都品川区東五反田3-7-15
時間/12:00〜19:00
※28日は13:00〜17:00まで
URL/https://www.instagram.com/jam.in.glass/

Text : Akiko Kinoshita

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