話題を呼んだ国際アートフェア「Tokyo Gendai」第2回が開幕!
著名なアーティストから新進気鋭のアーティストまでの注目の作品が一堂に会する国際アートフェア「Tokyo Gendai」が、今年も2024年7月5日(金)から3日間限定で開催!
昨年初年度開催され、約2万1千人もの来場者を記録するなど、大きな話題を呼んだ国際アートフェア「Tokyo Gendai」。第2回の開催となる今回は、69ものギャラリーが世界18カ国から集う。
(参考)新アートフェア「東京現代」がこの夏、パシフィコ横浜で開催
世界のアート界を牽引するギャラリー、Galerie EIGEN + ART(ライプツィヒ、ベルリン)や、Gallery EXIT(香港)、Kwai Fung Hin Art(香港)が初出展となるほか、Almine Rech(パリ、ブリュッセル、ロンドン、ニューヨーク、上海、モナコ)、BLUM(ロサンゼルス、ニューヨーク、東京)、Perrotin(東京、パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、上海、ロサンゼルス)、Sadie Coles HQ(ロンドン)、Taka Ishii Gallery(東京、京都、前橋)、SCAI THE BATHHOUSE(東京)などのギャラリーが再出展となる。
ギャラリー展示は3つのセクターにわかれ、テーマごとに作品を紹介。
国内外のギャラリーを紹介する「Galleries(ギャラリーズ)」セクターでは、今年都内にギャラリーをオープンする大手グローバルギャラリーのPace Galleryが、アーティスト/映画監督として有名なロバート・ロンゴの個展を行うほか、アジアに4拠点持つTang Contemporaryがアイ・ウェイウェイのブロンズ彫刻を展示。北京の SPURS Gallery は、ドイツを代表する現代アーティストの一人で、大規模で精巧な抽象絵画、彫刻、ネオンを用いたインスタレーションで知られるアンセルム・ライルを含む 6 人のアーティストによるグループ展を開催する。
24ものギャラリーが、若手から中堅アーティストを紹介する「Hana 'Flower'」セクターでは、ロンドンのAlison Jacquesが本フェアのためにキュレーションした英国人アーティスト、ソフィ・バーバーの新作の個展や、MISAKO&ROSEN(東京)とThe Green Gallery(アメリカ合衆国・ミルウォーキー)共同によるトレバー・シミズの作品展示などに注目したい。
「Eda 'Branch'」セクターは、アジア出身の有名アーティストや、歴史的に重要な作家による作品に特化。マドリードのVETA by Fer Francésでは、フィリピン人アーティスト マニュエル・オカンポのダイナミックな絵画作品を通じて、植民地時代の図像、ユダヤ教やキリスト教の伝統や、民俗芸術、スペインのカトリシズム、マニラのアンダーグラウンド・カルチャー、漫画、グラフィティなどを組み合わせ、挑戦的な手法で芸術の歴史を再考するという。
そのほかに、国籍や世代の異なる女性アーティスト4人にスポットライトを当てた社会課題をテーマにした展示「Tsubomi ‘Flower Bud’」や、5つの大規模なインスタレーションによる展示が注目の「Sato ‘Meadow’」、国内を代表する複数の財団による特別展も楽しめる「Ne ‘Root’」といった充実のプログラムも展開。昨年人気を博した各界のオピニオンリーダーによるディスカッションを行うほか、出展作家による子ども向けアートワークショップも新たな試みとして行われ開催される。多様なアプローチでアートに触れられる特別な3日間、ぜひ足を運んでみて。
※掲載情報は6月28日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「Tokyo Gendai」
会期/2024年7月5日(金)〜7月7日(日)
会場/横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
住所/神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1
料金/前売り券:大人3,500円、学生・障がいのある方2,100円
当日券: 4,500円、学生・障がいのある方2,700円ほか
URL/tokyogendai.com/ja/
Text:Akane Naniwa