韓国、済州島のヒノキを使ったライフエチケットブランド「hinok」が日本上陸
「いつも緑と共に」という意味を持つ「hinok(ヒノック)」が、6月20日(木)からザ・コンランショップで販売をスタートする。ブランドのシグネチャーアイテムは、ヒノキの蒸留水100%を使った消臭浄化水「ザ・スプレー」。さらに、「ザ・ハンドウォッシュ」や「ザ・ハンドバーム」、手作りの「ザ・ソープ」も展開する。
いずれも、済州島の森に生息するヒノキを枝打ちしたもののみをアップサイクリングして作っている。香りは、韓国のヒノキ特有のシトラスを感じさせる清涼感があるウッディノートだ。
「hinok」のプロダクトは、2時間ヒノキを蒸留した蒸留水が原料。不快な香りを消し、クリーンな空間にすることを目的としている。ザ スプレーとハンドウォッシュ、ハンドバームは使用時にリッチに香るものの、香りが残らないことが大きな特徴。食事のときや何か目の前にある物事に集中したいシーンでの使用がオススメだという。手作り石鹸は、麻ヒモつきのタイプ。細やかな泡立ちと置いておくだけで漂うほのかな香りが魅力だ。パッケージは、すべて再生紙と植物性のインクの使用を徹底している。
(上段左から)ザ・スプレー Set 450 mL ¥5,170 Refill 450mL ¥3,630 | 900 mL ¥6,380 TO GO 100 mL ¥2,420
(下段左から)ザ・ハンドウォッシュ 450 mL ¥6,380 ザ・ハンドバーム 35 ml ¥3,850 ザ・ソープ 90 g ¥4,400
「hinok」が打ち出すのは、はライフエチケットブランドという新しい概念。ファウンダーのパク・ソンヘさんは、20年以上、コスメブランドのマーケティングを手がけてきたエキスパート。「子供を出産し、ちょうど育児期間に突入したコロナ禍で市販されているプロダクトの成分表を見て“子供も安心して使える安全な成分なものを作りたい。自分でビジネスを始めるなら、これまで多くの恵みをもらってきた地球の豊かな自然に恩返しをしたい”と思い、『hinok』を立ち上げました」と語る。
また、彼女が重視しているのは、会社の哲学やプロダクトの原料や産地や採取方法、成分、製造行程や廃棄物の処分方法まで包み隠さず提示すること。企業としての透明性こそがブランドの価値につながるという。また、森の保全や木の生体にまつわる専門機関との協業、地域のコミュニティや労働困難者の自立支援施設、グローバル環境団体rePurpose Globaと手を組み、“グリーンウォッシュ”を否定する一歩先のサスティナビリティを実現している。
※グリーンウォッシュ=企業がブランドイメージを向上させたいという理由で、環境保全への配慮を実態以上に見せかける行為。
「hinok ポップアップ」
会期/6月20日(木)〜7月15日(月・祝)
会場/ザ・コンランショップ 東京店(東京都港区麻布台1丁目3番1号 麻布台ヒルズ タワープラザ3F)
営業時間/11:00〜20:00
Tel/03-6834-4600
取り扱い店舗/
ザ・コンランショップ 新宿店、 丸の内店、伊勢丹新宿店、代官山店、福岡店
https://www.conranshop.jp/
hinok
Instagram/@hinok.life
Text:Aika Kawada