アートとデザインで大阪を周遊する「Osaka Art & Design」が今年も開幕 | Numero TOKYO
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アートとデザインで大阪を周遊する「Osaka Art & Design」が今年も開幕

関西圏のクリエイティブシーンを活性化させることを目指したプロジェクト「Osaka Art & Design 2024」。今年2024年も5月29日(水)より、4週間に渡り大阪の梅田からなんばまでのエリアを縦断する周遊型エリアイベントとして開幕となった。

大阪の街を巡り、アートやデザインに出会う「Osaka Art & Design」。本年は、大阪市内55箇所のギャラリーやショップを舞台に、約200のコンテンツに及ぶ多様なアートやデザインを展示・販売。「Resonance〜共鳴の拡張〜」をテーマに、属性や領域を超えて互いに響き合い、世界にも共鳴を生み出すプログラムや展開される。

大阪を代表するラグジュアリーホテル「W大阪」(心斎橋)では、新進気鋭のアーティスト・工藤玲のネオン管を用いた作品展「VAPID」を開催。また、阪急うめだ本店(梅田)では、日本を代表する現代美術家・椿昇がディレクターを務める大規模なコンテンポラリーアートフェア「HANKYU ART FAIR 2024」が開催され、「アートと暮らすことの日常化」をテーマに、80名のアーティストたちがその魅力を展示するという。AmbientecやEdra、KAREなどのデザインプロダクトが集う「プレイフル・デザイン・マーケット」も注目だ。

そのほかにも、カッシーナ・イクスシー大阪店(心斎橋)では、空間デザイナー・池田励一と黒谷和紙作家・ハタノワタルによる共同インスタレーション「空間の欠片(かけら)」が開催されるなど、各所で個性豊かなクリエイションが展開。「かみと祈り -Paper Altar-」展に関連した特別企画として、デザイナー・三澤遥と鬼木孝一郎によるトークショー(モデレーター:原田祐馬)の開催や、エリア周遊イベント厳選アイテムをゲットできるスタンプラリーなど、大阪の街を巡るイベントが盛りだくさんだ。

大阪のクリエイティブな魅力を世界に向けて発信し、人と作品、人と人、作品と作品との出会いや交流を通じて、共鳴やつながりを育んでいくことを目的する本プロジェクト。さらにアップデートした「Osaka Art & Design」に今年もぜひ注目を!

※掲載情報は5月31日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「Osaka Art & Design 2024」
会期/2024年5月29日(水)〜6月25日(火)
会場/梅田、堂島、中之島、天満、京町堀、南船場、心斎橋、なんば 他大阪市内各地
URL/www.osaka-artanddesign.com/

Text:Akane Naniwa

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