アリアナ・グランデ、全米新記録樹立の祖母を称賛
アリアナ・グランデが、全米シングルチャート入りし世界最高齢の人になった祖母の功績を称えた。アリアナの祖母マージョリー・グランデさんは、アリアナのニューアルバム『エターナル・サンシャイン』収録の『オーディナリー・シングス』にシンガー及び作詞で「ノンナ」としてクレジットされている。同曲がチャート55位となったことで新記録を樹立、歴史的な偉業を成し遂げた。
今回アリアナは、その偉業を記念するプレートと一緒にポーズをとっているマージョリーさんの写真を公開し、インスタグラムにこう投稿している。「ビルボード・ホット100に登場した最年長者として歴史を作った、唯一無二の、最も美しいノンナにおめでとう」「あなたを愛している、感謝してるわ」
1958年設立の同チャートで、それまで最年長だったのは元トラック運転手の故フレッド・ストーボさんで、ソングライターとして2013年、96歳の時に『オー・スウィート・ロレイン』で42位を記録、その3年後に他界している。
マージョリーさんは『オーディナリー・シングス』で、死別した夫フランクさんについて語り、恋愛のアドバイスをしている。
「家に戻ってきた彼に会った時、彼が電車から降りてきた時、それは全能の神様が来たかのようだった。日の光を見るかのようだった。もちろん何度も荷物をまとめて出ていこうとした。わかるわよね? 一度も喧嘩しなかったというわけじゃない。それは克服できるもの。とても簡単なこと。私が彼女に言うように、おやすみのキスをせずにベッドに入ってはいけない。それは最悪よ。絶対にしないように。それができない、不快に思うというなら、あなたは間違った場所にいる。出て行くことね」
そんなマージョリーさんの参加についてアリアナは、以前アップル・ミュージックのゼイン・ロウの番組でこう話していた。
「『オーディナリー・シングス』がアルバムの最後の曲になることはわかっていた。『これが最後の曲だけど、どうやってボタンを留めよう、自分が感じているやり方でどう乗せようか? この疑問に私はどう答えようか?』ってね。その答えはある音声メモの中にばっちりとあった」
「ノンナの声をよく録音していたの、何を言うか予想ができなくてね。彼女と友人のシャーリーが話している30分の音声メモを私は持っていた。私は、『私たちが愛する人たち、友人、家族には、なんて心地よく落ち着かさせてくれる能力、複雑で重苦しいものをシンプルにしてくれる力があるんだろう』と感動したわ」
Photo: Bangshowbiz