ENHYPEN、ソウルで凱旋コンサート! 「信頼に応えられるアーティストになります」 | Numero TOKYO
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ENHYPEN、ソウルで凱旋コンサート! 「信頼に応えられるアーティストになります」

(P)&(C) BELIFT LAB Inc.
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ENHYPENが、2024年2月23日(金)から25日(日)までの3日間、韓国・ソウルのKSPO DOMEにて『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE PLUS’ IN SEOUL』を開催。その初日の模様をレポートする。

2023年7月にソウルを皮切りにスタートし、日本、アメリカ、台湾、シンガポール、マカオ、フィリピンを周り、計13都市21公演で成功を収めたENHYPEN2度目のワールドツアー。今回のコンサートは、そのアンコール公演となる。

VCRが開けると、シルバーの刺繍が輝くブルーのジャケットに白いパンツの新しい衣装に身を包んで登場したメンバーたち。会場のENGENE(ファンダムの呼称)から大きな歓声が上がるなか、1曲目は「Drunk-Dazed」で幕を開けた。息の合ったシンクロダンスとパワーみなぎるパフォーマンスを見せ、ダンスブレイクを挟むとTOMORROW X TOGETHERのYEONJUNをフィーチャリングした楽曲「Blockbuster」で会場を盛り上げた。

MCでは、「皆さん、会いたかったですか!?」「ステージの上で成長した僕たちの姿を見られると思います。期待してください!」「テンションが上がってきたら、立ち上がって周りを気にしないで叫んでください」などENGENEたちと言葉を交わした。

続いて、「Let Me In」、「Flicker」、そして5th Mini Album『ORANGE BLOOD』からの新曲「Still Monster」がコンサートで初披露された。

VCRの後、衣装をチェンジし「Future Perfect (Pass the MIC)」、「Blessed-Cursed」とエネルギー溢れる曲が続く。

「Make some noise!」との呼びかけと共に、「Attention, please!」、「ParadoXXX Invasion」で会場の熱気も最高潮に。

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「Tamed-Dashed」では、サイン入りのラグビーボールを客席にプレゼントするサプライズも! MCの合間には、JUNGWONがEXOの「Sing for you」をカバーし、会場は温かいムードに包まれた。

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ユニットに分かれたステージも見どころの一つで、JAYがギターを弾き、JAKE、SUNGHOON、SUNOOのユニットにより「TFW(That Feeling When)」をアコースティックに歌い上げた。

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一方、HEESEUNGが弾くピアノに合わせて、JUNGWON、NI-KIのユニットは「Just a Little Bit」を披露し、新しい魅力を見せた。「10 Month」「Polaroid Love」では、制服のような衣装も相まって、爽やかで可愛らしい雰囲気で魅了。スタンド席までトロッコで会いに行き、ファンサービスもたっぷり。

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ポケットモンスターとのコラボレーションしたプロジェクトによる楽曲「One and Only」では、7匹のピカチュウがステージに登場し、愛嬌を振り撒いた。「SHOUT OUT」で力強い歌声を響きわたらせた後、MCではSUNGHOONが「僕の声に合うと思ったし、ENGENEに伝えたいことなので」と選んだジャスティン・ビーバーの「Boyfriend」を披露し、会場は一際大きな歓声でいっぱいになった。さらに、ダンス対決と称したお楽しみタイムを挟み、「Go Big or Go Home」で一幕を閉じた。

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NI-KIのソロダンスでスタートした次のステージは、「Chaconne」、「Bills」、「Criminal Love」、「One In A Billion」、「Bite Me」と続き、赤×黒のエレガントな衣装で、シックで大人な表現力を見せつけた。ENGENEが心待ちにしていた「FATE」、そして「Sweet Venom」をパフォーマンスし、本編は終了。

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アンコールでは、「Orange Flower (You Complete Me)」、「Karma」の2曲を披露し、別れを惜しみながら1日目を終了した。

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以下、メンバーたちの挨拶から抜粋。

JAY「久しぶりに韓国に戻って、ソウルで行うFATE+はアンコールコンサートですが、期待もしていましたしそれだけいろいろ準備をしていました。新しい姿をお見せしたくて、それでスタートはいつもソウルなので、なんだか完璧には体がおぼえてはいないようで残念さが残りますが、一周してきて成長した姿をお見せできてうれしいです。ENGENEの皆さんがいるから、僕たちも存在します。明日も明後日もENGENEと一緒に頑張ります!」

NI-KI「前回のソウルのコンサートでは、体がまだ慣れていない姿をお見せしたと思いますが、今回数曲追加されて新しい姿を見せることができてうれしいです。ENGENEの皆さん、追加された曲はどうでしたか? 僕は『FATE』がすごく良かったです。SNSで『どうしてFATEをやらないの?』という反応があったので、喜んでもらえて良かったです! 明日は今日よりも頑張ります」

SUNOO「皆さん今日も楽しかったですか? オンラインをご覧の皆さんも楽しかったらハートをしてください! ツアーを周ってきてソウルで公演がしたかったのですが、今日一生懸命準備したものをお見せできて、なんだか久しぶりですごくうれしくて良かったです。実は今日『Orange Flower』のときにうるっと泣きそうになりました。それから、今日はソロステージがなかったのですが、僕は明日やります! 今日来た皆さんには申し訳ないですが、明日来る方は楽しみにしていてくださいね」

HEESEUNG「たくさんコンサートをしてソウルに戻ってきましたが、正直最初はちょっと緊張していました。でも、無事に用意してきたものをお見せできたと思います。いつもツアーをすると、ソウルでまたコンサートがやりたいと思うのですが、ENGENEのおかげで3日間も公演ができてとてもうれしいし、こうやって幸せにしてくれてありがとうございます。まだ足りないところはあると思いますが、これからも一生懸命頑張ります。皆さんを感動させるアーティストになれるよう頑張ります。愛しています」

JUNGWON「前回のツアーでは、アンコールができなかったのですが、今回はできて本当にうれしいです。家族もチケットが完売したというニュースを見て、うれしい日々を過ごしていました。本当に皆さんがこうやって声援を送ってくれるおかげで、辛いときも頑張れます。風邪に気をつけて、気をつけて帰ってください」

JAKE「ツアーをしながらいろいろな場所に行って、ENGENEに会ってステージを披露して、成長できたと思います。トークも良くなっていると思いませんか? 昔は緊張していましたが、皆さんの前でステージをお見せするのが楽になって楽しくなりました。いつもどうすればもっと楽しんでもらえるか考えています。これからも一生懸命頑張ります!」

SUNGHOON「アンコールコンサートをする半年前と、あまり変わっていなくてがっかりされたらどうしようと、実は少し心配していました。でもその必要はありませんでした。僕がENGENEの皆さんの気持ちがわかるようになるよう努力しましたし、最近ENGENEの立場で物事を考えてみました。皆さんに新しいものを感じてもらえるように、ダンスブレイクや曲を追加したので、ちょっと緊張もしましたが、今日一回やったので明日はもっと上手にできると思います。明日も全力を尽くします!」

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