ペネロペ・クルス、ラウラ・フェラーリの寝室の「悲しいエネルギー」に涙
ペネロペ・クルスは、ラウラ・フェラーリの寝室の「悲しいエネルギー」に涙を流したという。
自動車メーカー「フェラーリ」の創設者、エンツォ・フェラーリの伝記映画『フェラーリ』で、自身が演じたエンツォの妻ラウラが住んでいたアパートを訪ねたペネロペは、エンツォとの結婚生活の終焉と、息子の死を経験した気持ちを理解することができたという。ある関係者によると、2人は「ウマが合い」、一緒に過ごす時間を楽しんでいるという。そんな2人だが、アリアナはジョン・M・チュウ監督による映画版『ウィキッド』2部作の撮影のためイギリスへ、イーサンはブロードウェイ・ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』 の舞台へ戻る予定となっている。
ペネロペはエンパイア誌にこう語っている。 「ハッピーなはずのカラフルな色彩が、私にはとても悲しいエネルギーに満ちているように感じた」「あの部屋に隠れて長い時間を過ごしていた女性の気持ちがわかって、涙が出てきた。息子に会えず、失ってしまったエンツォとの関係を恋しく思う気持ち」「あの部屋で何かが起こった。(監督の)マイケルにも何かが起こったと思う」
マン監督はラウラのアパートを訪問後、寝室で見た壁紙を忠実に再現、 ペネロペは「私たちにとって、あの壁紙には意味があったの。あの壁紙を初めて見た時のインパクトを(撮影の時に)思い出すことができたのよ」 と振り返った。
またペネロペは、エンツォの影に置き去りにされ、ラウラの貢献がおざなりにされていたことに苛立ちを感じていると続けている。「私がリサーチをしていたとき、多くの人が、彼女は精神的な問題を抱えて、家に閉じこもっていたと言っていたわ。会社とは関係が無かったとね」「そして彼女について読めば読むほど、これらのコメントは私を激怒させたわ」「ラウラは家族にとって、人々が知っているよりも、ずっと重要な存在だったから」