ナタリー・ポートマン、 仕事は家に持ち帰らない
ナタリー・ポートマンは、仕事を家に持ち帰らないように努めているという。
夫のベンジャミン・ミルピエと知り合うきっかけとなった、ダーレン・アロノフスキー監督のサイコホラー映画『ブラック・スワン』での演技でアカデミー賞を受賞したナタリー、ラジオ・タイムズ誌にこう語っている。「辛いことはしないの。役作りのために飢えるなんてできない。自分を苦しめることはできないの。私はその正反対。鍼治療も受けるし、水泳にも行く。料理も好き。友達とぶらぶらするのも好きなの!仕事がないときは、数時間ただ壁を見つめたりして、まったく何もしないでリフレッシュする日が必要なの。リラックスもできて、そして仕事をするときは最高の仕事をしたいわ」
また、ナタリーは、映画のセットで「不親切」な態度をとる人に対しても、時間がないという。ナタリーはこう続ける。「仕事中は良い人でいるための規律があるの」「撮影現場で不親切な人がいると、集中力が切れてしまう。我慢できないの。 親切で優しくあることも規律の一部なのよ」「だから大きなストレスがある中で、それを実践している監督を見るのは素晴らしいことよ」
そして自分が演じるキャラクターと深く感情的なレベルで協調するメソッド演技法を考えたことがあるかと聞かれたナタリーは、こう答えている。「もしそうだとしたら、どうやって連続殺人犯を演じるのか理解できないわ」「何かしらを家に持ち帰ることは避けられない。選択肢はない。だから、どんな役を選ぶかは慎重にならざるを得ない。でも、役が自分の性格になるという発想は理解できないの。そんなことをしたら、演じることの出来るキャラクターの半分が消えてしまうでしょう、違法になるから!!」