約300組の出版社、ギャラリー、アーティストが集結! 「TOKYO ART BOOK FAIR 2023」開幕
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約300組の出版社、ギャラリー、アーティストが集結! 「TOKYO ART BOOK FAIR 2023」開幕

国内外から独創的なアートブックを制作する出版社、ギャラリー、アーティストら約300組が集結する「第13回TOKYO ART BOOK FAIR(以下、TABF)」。2023年11月23日(木・祝)〜26日(日)の4日間にわたり、東京・清澄白河の東京都現代美術館にて開催される。

TABFといえば、その年ごとに趣向を凝らした企画が催され、目が離せない一大イベント。今年は、特定の国や地域に焦点を当て出版文化を紹介する企画「ゲストカントリー」において、北欧5カ国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランド)を特集。気鋭の出版社18組が出展するほか、展覧会やトークイベント、スクリーニングなど、さまざまなプログラムを通して北欧のアートブックの世界を紐解いていく。

また、TABFが企画する3つの展覧会では、山梨県・清里でヨーゼフ・ボイス、アーノルフ・ライナー、フルクサスを柱に現代美術作品を蒐集していた清里現代美術館(2014年閉館)と、自身がオーナーのコンビニエンスストアを埋め尽くすほどのコラージュ作品を生み出し、アーティストとなったトーマス·コン、約30年に渡り20世紀で最も重要なアーティストたちのエディションを出版し、アート界に大きな影響を与えたマルチプルの貴重なアーカイブの一部を紹介する。

そのほか、資生堂の企業文化誌『花椿』や、TOKYO DESIGN STUDIO New BalanceがプロデュースしT-HOUSE New Balanceのオープンに合わせて刊行されたフリーマガジン『NOT FAR』、そして樹木のインスピレーションを受けて生まれたスキン&マインドブランド・BAUMがTABFのために制作する小冊子『Trees: Five Perspectives』など、それぞれにまつわる特別ブースを設置。

さらに、ゲストを招いてのトークショーや子ども向けのワークショップ、作家によるサイン会、ライブパフォーマンスなど、多様なプログラムも展開する。

進化を続けるアートブックの“いま”を体験できる「TOKYO ART BOOK FAIR」。今年もどうぞお見逃しなく。

※掲載情報は11月20日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「TOKYO ART BOOK FAIR 2023」
会期/2023年11月23日(木・祝)12:00〜20:00、11月24日(金)〜26日(日)11:00〜19:00
会場/東京都現代美術館 企画展示室B2F、エントランスホールほか
住所/東京都江東区三好4-1-1
入場料/一般 ¥1,000(税込)
※一部のイベントには別途参加費が必要
URL/https://tokyoartbookfair.com/

Text : Akiko Kinoshita

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