『フレンズ』のキャストたちが、故マシュー・ペリーを追悼 | Numero TOKYO
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ジェニファー・アニストンはじめ『フレンズ』キャストが故マシュー・ペリーを追悼

©Bang Media International
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人気ドラマ『フレンズ』のキャストが、10月28日に54歳で他界したマシュー・ペリーを追悼した。『フレンズ』のチャンドラー役で知られたマシューだが、後にその恋人となるモニカ役を演じたコートニー・コックスは、生涯マシューのことを「毎日」想うと綴っている。

コートニーは、『フレンズ』からのアウトテイクと共に、インスタグラムにこう投稿している。「マティー(マシュー)あなたと過ごした全ての瞬間にとても感謝している。毎日あなたのことを想い寂しい」「私とマシューぐらい誰かと密に仕事をすると、分かち合えたらと思う何千もの思い出がある。これは私のお気に入りの一つ」「背景を少し話すと、チャンドラーとモニカはロンドンで一夜限りの関係を持つはずだった。でも視聴者の反応により、彼らのラブストーリーの始まりとなった」


マシューは撮影の直前に面白いことを言ってきたそうで、「このシーンでは、カメラが回る前に彼が私に面白いセリフを囁いた」「よく彼は、そんなことをしていた。彼は面白くて、優しかった(ハートの絵文字)」と続けた。

同シーンは、ロス(デヴィッド・シュワイマー)が、ロンドンのホテルのチャンドラーの部屋に入ってきて、ベッドに横たわるチャンドラーに「僕は今日結婚する!」と叫んで出て行った後、モニカがシーツの中から顔を出すというものだった。

一方ジョーイ役を演じたマット・ルブランクも、インスタグラムに数々の思い出の写真と共に追悼の言葉を投稿、こう綴っている。「マシュー、重い心と共にさよならを言う。僕達が一緒に過ごした時間は、僕の人生の中でお気に入りの時間だったと正直に言える」「君と共にステージに出て、君を友人と呼べることは名誉だ。これからも君を想うたびに微笑むだろうし、君を決して忘れはしない。決してね」「兄弟よ、翼を広げ飛び立ってくれ。遂に自由だ。愛を込めて」「そして、君に貸していた20ドル(約3000円)は、きっとそのままもってゆくんだよね」

マシューの訃報を受け、同番組のキャストは共同声明をこう発表していた。「マシューを失い、私達は完全に打ちのめされています。私達は共演者以上のものでした。私達は家族だったのです」「語りたいことは多くありますが、今はこの思いもよらぬ喪失を悼み、受け入れるために少し時間を取りたいと思います」「いずれそうできる時が来たらもっと語りるつもりです」「今は、マシューの家族や友人、彼を愛した世界中の人々に私達の想いと愛を捧げます」

ジェニファー・アニストンも沈黙を破り、マシューを追悼した。

「この傷は深い。私達のマティにさよならを言わなくてはならないことで、これまでに経験したことのないような大きな感情の波が押し寄せてきたわ」「私達は皆人生のある時点で、喪失を経験する。人が亡くなったり、愛を失ったり。この悲しみの中に佇むことで、喜びの瞬間を感じ、それほど深く誰かを愛したことを感謝することが出来る」「彼は私達のDNAの一部だった。私達はいつも6人だった」

「マティは、自分が人を笑わせるのが大好きであることを知っていた。彼が言っていたように、もし『笑い声』が聞けなければ、死んでしまうと。彼の命は文字通り、それにかかっていた」「そして彼は、そのことに成功したわ。私達皆を笑わせた。大笑いさせたわ」

「ここ数週間は、お互いに送ったショートメールを読み返している。笑って、泣いて、そしてまた笑って。私はこれを永遠にとっておくわ」「マティ、あなたをとても愛しているし、あなたは今は完全に穏やかで痛みもないことを分かっているわ。あなたに毎日話しかけている」「弟よ安らかに。あなたはいつでも私の一日を良いものにしてくれた」

 

 

Photo: Bangshowbiz

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