【公演中止】イスラエルを代表するダンス・カンパニー、バットシェバ舞踊団『MOMO』が来日 | Numero TOKYO
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【公演中止】イスラエルを代表するダンス・カンパニー、バットシェバ舞踊団『MOMO』が来日

©Ascaf
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※イスラエル情勢の悪化に伴い、公演中止となりました。詳細はこちらをご参照ください。

「目は口程にものを言う」というのは、使い古された表現だが、身体全体がこれほどまでに観客に訴えかけてくる舞踊も数多くはないだろう。

現代ダンス界を代表する振付家、オハッド・ナハリンが1990年から約30年間率いた、バットシェバ舞踊団と共に、再来日公演を企画している。

バットシェバ舞踊団は、イスラエルを代表するコンテンポラリー・ダンス・カンパニーである。長く芸術監督を務めたオハッド・ナハリンは、ネザーランド・ダンスシアター、リヨン・オペラ座バレエ団、パリ・オペラ座バレエ団、フランクフルト・バレエ団、スペイン国立ダンスカンパニー、クルベリ・バレエなど、著名なダンスカンパニーやバレエ団で作品が演じられ、現在、世界で最も注目される振付家の一人だ。

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今回上演される作品は昨年、2022年にナハリンが発表した最新作『MOMO』。この作品は、1970 年代から多彩な活躍を続ける前衛アーティスト、ローリー・アンダーソンと、ジャンルを越え世界中で活躍する弦楽四重奏団、クロノス・クァルテットが共同で制作したアルバム『Landfall』(2018 年)の音楽を中心に紡がれる。

電子音とヴァイオリン、ビオラ、チェロの弦楽四重奏が奏でる音楽は力強く、見ているもの、そして舞台上にいるダンサーをも引きこむ引力を持っている。

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時にその強い音と反発し合い、時に融合するように躍動する身体が、観る者を強く魅了していく。荒々しく、人間が本来持っているであろう野性味が、観客の目を引きつけて離さない。

2020年3月に予定していた公演『Venezuela』、2022年1月『HORA』がコロナ禍で相次いで中止となり、今回の公演を首を長くして待っていた人には、待望の公演となる。
2024年の幕開けを飾る、この上なく力強い公演を楽しみにしたい。

舞台 オハッド・ナハリン/バットシェバ舞踊団『MOMO』
演出・振付/オハッド・ナハリン
出演/バットシェバ舞踊団
照明デザイン/アヴィ・ヨナ・ブエノ(バンビ)
舞台美術・小道具デザイン/ガディ・ヅァクワー
衣裳デザイン/中村恵理
音楽デザイン・編曲/マキシム・ワラット
音楽/ローリー・アンダーソン&クロノス・クァルテット『Landfall』
フィリップ・グラス『Metamorphosis Ⅱ』
アルカ『Madre Acapella』
マキシム・ワラット
主催・企画・制作:彩の国さいたま芸術劇場(公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団)

公演日程/
2024年1月26日(金)19:00開演
1月27日(土)15:00開演
1月28日(日)15:00開演

会場:埼玉会館 大ホール(JR浦和駅西口より徒歩6分)
*彩の国さいたま芸術劇場大規模改修工事休館中のため、本公演は埼玉会館にて開催いたします。
料金(全席指定・税込)/一般S席6500円 A席4000円(メンバーズ一般S席6000円 A席3600円)
U-25*S席3500円 A席2000円(公演時25歳以下対象。入場時要身分証提示)
URL/https://www.saf.or.jp/saitama/stages/detail/97196/
電話/SAFチケットセンター0570-064-939(月曜日・埼玉会館休館日を除く10:00~17:00)

<北九州公演>
公演日程/1月31日(水)19:00開演
会場/J:COM北九州芸術劇場中劇場
チケット料金(全席指定・税込)/
一般 6000 円 ユース3000円(25歳以下、要身分証提示)
ティーンズ 1500円(13~19歳・要身分証提示・枚数限定)
ダンスセット券 7500円(『MOMO』+『ありか』(2 月上演)がお得に鑑賞できるセット券。セット数限定・劇場オンライン、窓口、電話で前売のみ取扱い・お一人様1セットまで)
チケット発売日/一般 11月19日(日)
URL/http://q-geki.jp/events/2024/MOMO/
問い合わせ/093-562-2655
主催/公益財団法人北九州市芸術文化振興財団 共催:北九州市

<びわ湖公演>
公演日程/2月4日(日)14:00開演
会場/滋賀県立芸術劇場 中ホール
チケット料金(全席指定・税込)/S席6050 円(友の会会員5500 円) A席4400円 青少年3300 円(24歳以下)
URL/https://www.biwako-hall.or.jp/performance/batsheva2023
問合せ/077-523-7136
主催/滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

Text:Reiko Nakamura

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