ヴィクトリア・ベッカム、大切な思い出をもとにした新しいフレグランスを発売
ヴィクトリア・ベッカムが、自身の人生の大切な思い出をもとにした新しいフレグランスのコレクションを発表した。
ポップスターからファッションデザイナーに転身したヴィクトリアは、自身のアパレルとビューティーブランドを持っているが、今回エキスパート調香師のジェローム・エピネットが作ったユニセックスの3種類のオードパルファム『サンイシドロ・ドライブ』『スイート302』『ポルトフィーノ‘97』の香りがコレクションに加わった。
『サンイシドロ・ドライブ』について、ヴィクトリアは2007年に家族と共に移り住んだカリフォルニア州ビバリーヒルズの道路にちなんで名付けられたことを明らかにし、ヴォーグ誌にこう語っている。「癒しの時だった。マリブや子供たちとのハイキングやサーフィンを思い出す。そこで過ごした生活を」この香りは 「パッションフルーツとピンクのシャクヤクの強烈なほとばしり。豊かなローズ・アブソリュート、サフラン、沈香を吹き込んだ活力を与えるオーシャン・エアー、ブラックアンバーとバニラが、パーソナル・サンクチュアリの雰囲気を煽る」と説明されている。
『スイート302』はパリでの夫デビッドと過ごした「めまぐるしい週末」にインスパイアされ、理想のホテルのスイートルームをイメージして名付けられている。フランスの首都パリで過ごした時間を「華やか」で「グラマラス」と表現、その香りは「ブラックチェリーとレッドペッパーコーンのエロティックなコンビネーション」と説明されている。
3番目のフレグランスは『ポルトフィーノ‘97』で、交際を始めてわずか3ヶ月後にデビッドと共に行ったイタリア旅行にインスパイアされている。2人はポルトフィーノの崖の上にあるホテル、スプレンディドに滞在、ヴィクトリアはこの香りが最も完璧な休日の思い出を呼び起こすと語っている。「デビッドがベッドに横になっていて、私は海を見渡せるドアを開けると、息をのむような素晴らしい眺めだった。こんな経験は初めてだった。あのことは決して忘れない。とてもセクシーだった」
説明には 「カラブリアン・ベルガモットとブラックペッパーの突然の幸福感に満たされる感覚、インセンスと琥珀の香りに包まれた爽やかな白いシーツ、大切な人の肌に残るパチュリとべチバー」とある。
同フレグランスの小売価格は170ポンド(約3万円)から購入できる。
Photo: Bangshowbiz