BOYNEXTDOOR、デビュー3カ月で初のカムバック!「僕たちの色で表現した別れの曲」 | Numero TOKYO
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BOYNEXTDOOR、デビュー3カ月で初のカムバック!「僕たちの色で表現した別れの曲」

ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
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HYBE傘下レーベルで、アーティストのZICOが率いるKOZ ENTERTAINMENTからデビューした韓国の6人組グループ「BOYNEXTDOOR」が、1st EP『WHY..』で2023年9月4日(月)に初のカムバックを果たした。メンバーであるSUNGHOの20歳の誕生日でもあるこの日に、ソウルのYES24 LIVE HALLで行われたメディアショーケースの模様をレポート。

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日本からもすでに熱視線! BOYNEXTDOORとは?

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SUNGHO、RIWOO、JAEHYUN、TAESAN、LEEHAN、WOONHAKのメンバーで構成される6人グループ。「隣の少年たち」と名付けられたグループ名には、同年代の友人たちが共感できる日常の話をありのまま音楽で表現するという意味が込められている。

2023年5月30日(火)に1st Single『WHO!』でデビュー。当時2023年にデビューした10組以上の新人の中で最高成績を残し、歴代K-POPボーイグループのデビュー作品の中でも5位という好調な初動を記録した。MVはタイトル曲の3曲すべてが1,000万回再生を超え、そのうちの1曲「One and Only」は2,000万回再生に達している。

メンバー自身が楽曲制作に携わり、楽曲のクオリティの高さ、新人とは思えないパフォーマンス、メンバーそれぞれの個性豊かなパーソナリティなど、さまざまな魅力でファンが増加中。7月には初来日を果たし、出演したイベントのステージでは熱狂的な歓声で迎えられ、すでに日本でも絶大な人気があることを証明した。

ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
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フォトセッションを終えた後、タイトル曲の『뭣 같아 (But Sometimes) 』のパフォーマンスを初披露。恋をしたときの高揚感を歌った前作とは打って変わって、初めての失恋を経験し、傷つき、怒りをあらわにした姿を表現した楽曲となっている。印象的なギターのリフにのせて感情を歌い上げ、歌詞とリンクしたダイナミックな振り付けや、曲調が変わるブリッジの見せ場など、多彩な表情を詰め込んだ。

続いて、話題はミニアルバムに。メンバーが語った言葉を一問一答でお届けする。

初めての別れをストレートな感情で表現

──3ヶ月ぶりの超高速カムバックを迎えた感想をお聞かせください。

SUNGHO ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
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SUNGHO「このように早くカムバックができて、皆さんとお会いできて幸せです。 今回のアルバムでも、僕たちがどれだけステージが好きで自信があるかを見ていただけると思うと、とても楽しみです」

LEEHAN「デビューシングルは5週間の活動でしたが、その間たくさん学んで感じました。今回もいろいろなことを経験できると思うと、とても楽しくて幸せな気持ちです。 『뭣 같아 (But Sometimes) 』を信じて見ていいと思ってもらえるような、良いステージをお見せできるように頑張ります」

──今回のミニアルバムはどのような作品でしょうか。

RIWOO ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
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RIWOO「初のミニアルバム『WHY..』は、デビューシングルから繋がる話を盛り込んでいます。恋をして別れる瞬間のいろいろな感情を率直に表現しているので、初恋を経験した同年代の人なら、誰もが共感できるアルバムです」

WOONHAK「デビューシングルに収録された3曲と、今回ミニアルバムに収録された3曲は、すべてデビュー前から準備していた曲なんです。そのため、1つのアルバムだと思って作業していました。そういう思いで聴いていただければ、恋から別れまでの感情線の変化に共感できると思います」

──タイトル曲『뭣 같아 (But Sometimes) 』はどんな曲ですか。

TAESAN「『뭣 같아 (But Sometimes) 』は、虚しく終わってしまった恋に対する複雑な感情をストレートに表現した曲です。僕とJAEHYUNさん、WOONHAKさんが作詞作曲に参加しました。僕たちの率直な感情を溶け込ませることができたと思います。従来の別れの歌とは違って、僕たちならではの色で表現した別れの歌と思っていただければと思います」

JAEHYUN ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
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JAEHYUN「最初に曲を作ったときに感じたことを話したいと思います。別れを乗り越える方法は人それぞれだと思いますが、僕たちと同年代の人なら、まだ大人らしく別れを受け入れることができず、苦手な部分があるように思いました。なので、同じ別れがテーマでも、歌詞とパフォーマンスを全体的に別れが苦手なBOYNEXTDOORならではの感情を活かして解釈しました。青春の初々しさのような要素が集まって、僕たちならではの色を表現した曲です」

TAESAN ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
TAESAN ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.

──この曲のタイトルもTAESANさんが考案したと聞きました。

TAESAN「ありがたいことに、デビュー曲に続いてタイトルを採用していただきました。WOONHAKさんがサビのメロディーの作曲に参加しましたが、ちょうどこの部分に歌詞がなかったのです。この曲のポイントが必要だと思って、一言で曲を説明できて、また1度聞いたら忘れられない表現を探していたら、『뭣 같아』が思い浮かびました」

──他のメンバーの皆さんはこの曲についていかがですか。

WOONHAK「僕たちが実際に作詞作曲をしていますが、メンバーの実際の口調や言い方などを反映しようとしています。なので、友達と話をしているような感じもしますし、だからこそ共感できると思います」

RIWOO「僕はパフォーマンスについて話したいと思います。ストレートな歌詞と表現に合わせてジェスチャーと振り付けを盛り込めるように、互いに相談しながらパフォーマンスを準備しました」

LEEHAN ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
LEEHAN ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.

LEEHAN「『뭣 같아 (But Sometimes) 』について紹介したいパートがあります。よく聴いてみるとZICOプロデューサーの名前が入っています。別れの歌ですが、このようにウィットに富んだ要素がありますので、この点にぜひ注目していただければと思います」

──統括プロデューサーのZICOさんも、この楽曲の作詞に参加されたそうですね。ZICOさんとの作業はいかがでしたか。

JAEHYUN「ZICOプロデューサーは、普段からいろいろな分野でアドバイスをしてくださるのですが、こうして一緒に歌詞を書きながらコラボしたのは『뭣 같아 (But Sometimes) 』が初めてでした。ラップのパートを相談しながら書きましたが、“大きく見る”方法を教わったと思います。僕はまだ自分が書かなければならないパートの中で見せられることだけを考えていますが、ZICOプロデューサーは曲全体の流れを見て、どんな感じを与えたら曲が盛り上がるのかを絵を描くように話してくださいました」

SUNGHO「デビューしてからは、同じ歌手の先輩後輩としてアドバイスをいただいていますが、深い話をする機会もありました。少しずつZICOプロデューサーと親しくなったと思います。より長く活動してきたお兄さんから話を伺う感じで、とてもうれしかったです」

ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
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衣装を着替えて、収録曲『ABCDLOVE』のステージを公開。「ミニアルバムの最後のトラックで、最後にふさわしく恋からお別れまですべてが過ぎ去った後の感情を表現した曲です。そばに誰もいないのがまだ慣れていないけれど、少しずつ良くなると期待を抱く気持ちを表現しました。ウィットのある要素がたくさんありますので、ぜひ楽しくご覧ください」とRIWOO。軽快で、BOYNEXTDOORのチャーミングな魅力あふれる舞台を見せた。

ショーケースの後半は質疑応答タイムへ。

──前作のシングルから成長したと思う部分があれば教えてください。

RIWOO「僕はメンバーの中でも内気な性格で、カメラの前で何かをすることがとても難しかったのですが、活動をしながらカメラの前に立つこと、そしてカメラを探すことにも慣れました。やっぱり僕はステージの上で踊ることが一番楽だと感じます」

WOONHAK「僕は前の活動で、見てくださる方の目線をより意識するようになりました。BOYNEXTDOORというグループがどう見られているのか、どのように見せたいのかをより考えるようになりました」

SUNGHO「まずグループとしては、コンセプトを理解する深みが変わったと感じます。MVだけでなく、写真一枚を撮ってもチームワークが良くなり完成度が高まったと思います。そして個人的には、セルフィーが上手くなりました」

ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
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自分たちでステージを作り上げるのが強み

──ミニアルバムの準備をする中で、難しいと感じたことは?

WOONHAK「大変だったというより僕にとっては挑戦だったのですが、新曲の『Crying』で初めてラップのパートをいただきました。普段からラップが好きだったので、レコーディングしながら情熱が湧いてきて、とても楽しくレコーディングできた記憶があります」

LEEHAN「デビュー活動のときは、緊張しすぎてどうすればいいのかわからなくて、ファンの方に本当の気持ちを見せられなかったと思います。今回ファンの方に直接お会いする機会があれば、僕の本当の思いをよりたくさん表現したいです」

──今日同じ日にデビューする新人グループもいますが、意気込みを聞かせてください。

TAESAN「今日一日にいろいろなアーティストがアルバムを発売されるそうです。お互いに良い影響を与えながら、良い活動になればと思います」

SUNGHO「今回の活動を通して、本当にたくさんの姿をお見せし、共に活動される方々と良い影響を与え合いながら活動したいと思います。初のミニアルバム『WHY..』でユニークな感情と歌を披露する予定です。僕たちならではの解釈で別れについて歌うので、ご期待ください」

JAEHYUN「先ほどTAESANさんが言ったように、今日本当にたくさんのアーティストのアルバムが発売されるそうです。9月4日がお祭りだと思って、頑張ってカムバックを準備してきましたが、素晴らしいラインアップでこのお祭りの場を作れるように、僕たちも頑張ります。皆さんも応援してください。良い刺激になると思います」

──デビュー前と今とで想像とは違った部分はありましたか。また、前回の活動で有意義だった活動、そして今回の活動で期待することは?

LEEHAN「僕はデビューする前に想像したことと、デビュー後に印象的だったことが同じでした。初めて音楽番組に出演したとき、ファンの皆さんと直接顔を合わせた瞬間が今でも忘れられないほど、本当に不思議な経験でした。また、今回の活動で期待することですが、僕たちは愛、恋という感情を歌っていますが、前回のアルバムとは違うコンセプトや雰囲気の曲をお見せするので、どのように披露すれば皆さんが気に入ってくださるのかについて考えたいと思います」

SUNGHO「まず、僕はデビューする前もした後も、これほどたくさんの方が僕たちに関心を寄せてくださり、愛を送ってくださるとは思っていませんでした。デビュー以来、本当にたくさんの愛をいただいて、ありがたいなと思いました。どうすればそのいただいた愛に恩返しができるのかといえば、できるだけたくさんのステージと、できるだけ多くの手段でファンの皆さんとコミュニケーションしたいと思います。今回の活動は、前回よりももっとファンの皆さんにいろんな形で恩返しできるように頑張りたいと思います」

WOONHAK ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
WOONHAK ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.

WOONHAK「僕もSUNGHOさんと一緒で、本当にたくさんの愛をいただいたので、今回の活動で恩返しできたらいいなと思います」

──前作に続いて、曲に強烈なタイトルをつける理由は何なのでしょうか。また、ZICOプロデューサーからもらったアドバイスや、BOYNEXTDOORの強みや武器を教えてください

TAESAN「まず、強烈に思われるタイトルをつけたというよりは、1つの単語で曲を表現できる言葉を探していました。飛行機の中で『뭣 같아』という言葉が思い浮かんで、それを採用しました。ZICOプロデューサーからフィードバックをたくさんいただきましたが、MVの撮影現場にもいらして、1つ1つのディテールについていろいろ説明してくださいました。そして、BOYNEXYDOORならではの強みといえば、僕たちはお互いに長い間練習生生活をしていますので、お互いの習慣とかジェスチャーなど、日常的なその特徴をよく知っています。BOYNEXYDOORの曲に僕たちならではのジェスチャーを溶け込ませるといいうことを言いましたが、そういうところが僕たちの強みではないかと思います」

WOONHAK「僕たちの、強みについて付け加えますと、僕たちの強みは直接作っていくステージだと思います。僕たちはステージを作るときに、メンバーと集まってステージを構想して、それぞれ日常生活に使う自然なジャスチャーを自ら考えて取り込んでいます。何よりも自然にステージを歩き回っているその姿が強みだと思います」

JAEHYUN「まずタイトルについてお答えしますと、少しは直接的にも聞こえるタイトルですが、僕やTAESANさん、WOONHAKさんも歌詞を作るときに日常でよく使っている話し方を採用しています。前にもお話したように、覚えやすくて言いやすいような、そういう単語が出てくると思います。そして、アルバムを準備しながらZICOさんに言われた言葉は、ボーカルとラップが両方うまくできるような部分で強みを見せてほしいというアドバイスをいただきました。ZICOさんが総括プロデューサーであるだけに、僕たちWOONHAKさんが言ったように、ステージで楽しんでいるところ、そして日常での会話を表現しているというところ、そして直接作り上げるステージが僕たちの強みだと思います」

ⓒ KOZ Entertainment. All Rights Reserved.
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──デビューアルバムと今回のアルバムを同時に準備されたと聞きましたが、次の計画について、どのような成長を見せてくれるのかお聞きしたいです。そして、ZICOさんがプロデュースしたグループという印象が強いと思いますが、グループを表現するあだ名としてどのように呼ばれたいか教えてください。

RIWOO「ZICOプロデューサーと一緒に言及されることは僕たちにとっても光栄なことなので、感謝しています。そして、あだ名は『信じていい、信じてみていい』っていうあだ名がつけられたらいいなと思っています」

JAEHYUN「僕たちは、まだ次の活動に対する計画は確実に立てられてないのですが、誰もが共感できるような日常でのお話をよくしたいので、これからもすべてのジャンルの曲を表現してみたいですし、それをよくうまく表現できるように努力していきたいです。あだ名については、ファンと一緒に成長していくグループという表現を聞いてみたいです」

──JAEHYUNさんはJUNGKOOKさんのSevenカバーが話題になりましたが、先輩からいただいたアドバイスがあれば教えてください。またいくつかの新人賞を受賞した感想をお聞かせください。

JAEHYUN「JUNGKOOK先輩は練習生のときから本当に尊敬していますし、先輩の曲を聞いて歌手として夢を見ていました。そういう部分でJUNGKOOK先輩の新曲が出たとき、ちょっとだけでもカバーしたいなと思っていましたが、そういう部分を褒められて、本当に成功したファンになったような気がします。また、こういうたくさんの関心と新人賞を受賞したということは、それだけたくさんの方が関心を寄せてくださっていることだと思います。今回の活動でより良い姿をお見せしようという覚悟で一生懸命準備したアルバムです。今度も応援をよろしくお願いいたします」

SUNGHO「僕もついさっき知ったことですが、ブランド大賞をいただいたということで、本当に感慨深いと思います。このような多様な分野で良い賞をいただいて、有望株という素晴らしいタイトルをいただいているということ自体が、皆さんが良い感覚で僕たちを見てくださるということなので、これからも1つ1つ歩み出すときに慎重に良い姿をお見せしなければならないと思いました。そのタイトルにふさわしい、ユニークなアーティストになれるよう頑張ります」

TAESAN「思ったよりも本当にたくさんの方が僕たちに関心を寄せてくださって、期待してくださるのだと思いました。僕たちもそれにふさわしく成長し、かっこいいステージで歌を披露したいと思います」

最後は、SUNGHOが日本語で「本日はお時間をいただきありがとうございました。BOYNEXTDOORをどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶をする場面も。「今日からミニアルバム『WHY..』の活動が始まりますが、グループ名である隣の家の少年のように、近くにいながらも青春の共感を伝える素敵なステージをお届けしますので、ぜひ応援してください」とRIWOOのメッセージで締め括った。

18時には、『뭣 같아 (But Sometimes) 』のMVが公開。怒りや反抗、別れの後に込み上げる複雑な感情を表現し、斬新な演出の映像と組み合わせた作品が完成した。デビューからわずか3カ月で、ますます音楽的な表現の幅を広げていく姿は頼もしいばかり。これからもBOYNEXTDOORの沼にハマるファンが増え続けること間違いなし!

Text: Yukiko Shinto

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