前澤友作コレクションから出品。ラファエル・バーダ日本初個展
東京・六本木の現代芸術振興財団(ピラミデビル4階)にて、ラファエル・バーダの日本初個展が開催中。同財団の設立者・会長である前澤友作コレクションより絵画作品約10点が発表される。
ラファエル・バーダは1987年生まれ。2019年にライプツィヒ視覚芸術アカデミー(ドイツ)を卒業し、同都市を拠点として活動するアーティスト。ドイツ、英国、スイス、米国、日本など世界各国で展覧会に参加してきた。
主に自然の風景からインスピレーションを受け、半抽象画を描くバーダ。自然環境と人間の感情の繋がりに着目し、さまざまな厚みで重ねられる絵具のレイヤーと異なるテクスチャーを通して、平面的であると同時に奥行きを持って鑑賞者の前にたちあがるイメージを生み出すのが特徴的だ。
日本初個展となる本展では、前澤友作コレクションより絵画作品約10点が発表。作品を前にしたものだけ味わえる、自然環境の中に身を置いたアーティストの心と外界が一体となっていく様子を目撃しているような感覚を体験してみては。
※掲載情報は8月25日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「Raffael Bader: Walk in Sizzling Air」
会期/2023年8月25日(金)〜9月22日(金)
会場/現代芸術振興財団
住所/東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル4階
時間/11:00〜18:00
休廊/日〜水曜
URL/gendai-art.org/news_single/raffael-bader-walk-in-sizzling-air/
Text:Akane Naniwa