フローレンス・ピュー、虚栄心を消すために頭を剃った!?
フローレンス・ピューは、虚栄心を消すために頭を剃ったという。
5月に開催されたメットガラに、刈り上げヘアスタイルでレッドカーペットに登場し話題を呼んだフローレンス。髪をすべて刈り上げた理由を「外見を変えることで、より説得力のある演技ができると信じているためだ」とラジオ・タイムズ誌の取材に対し語った。
「私は意図的にそのような外見を選んだの。虚栄心を排除したかったのよ」「ハリウッドは、とても華やかなところ。特に女性にとってね」「でもグラマラスさやフルメイクが必要ないときは、なるべくそうでない状態でいようと戦っているわ。それが観客の助けになる。虚栄心が消え、そのとき観客が見ることができるのは、その俳優の生の顔だけなのよ」
またフローレンスは、ハリウッドの華やかさに目がいってしまうこともあるため、メイクを薄くすることで型にはまらない役を演じるのに役立っているという。「メイクを薄くすると、スクリーンの中でキラキラした存在じゃなくなるから助かるの。それに醜い顔をしても許されるような気がするの」「どんな小さい役でも、どんなぼんやりしたキャラクターでも、引き伸ばすのが大好き」「どうやって勇気を振り絞ったのかわからないようなこともあるけれど、崖から自分を突き落としておいて、翼が出てくることを願っていたようなものね」
21日に全米で公開される話題の新作映画『オッペンハイマー』で、フローレンスはオッペンハイマーの愛人で精神科医のジーン・タートロックを演じている。
Photo: Bangshowbiz