ライゾマティクスの大規模個展、テーマは「AIと生成芸術」@KOTARO NUKAGA(天王洲)
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ライゾマティクスの大規模個展、テーマは「AIと生成芸術」@KOTARO NUKAGA(天王洲)

AIモデル生成平面作品 参考画像
AIモデル生成平面作品 参考画像

ライゾマティクス(Rhizomatiks)の個展「Rhizomatiks Beyond Perception」が、現代アートギャラリー「KOTARO NUKAGA(天王洲)」にて開催される。同ギャラリーの移転を記念したオープニング展となる。2024年6月29日(土)から10月14日(月・祝)まで。

6月末に移転オープンの「KOTARO NUKAGA(天王洲)」
6月末に移転オープンの「KOTARO NUKAGA(天王洲)」

現代アートギャラリー「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が、これまでの「TERRADA ART COMPLEX I」3階から、すぐ隣にある「TERRADA ART COMPLEX II」1階へ移転した。新しいスペースは、約386平米の広さと約5.5mの天井高があり、国内最大規模のギャラリーに!

KOTARO NUKAGA(天王洲)| Rhizomatiks Beyond Perception 参考画像 
『particles 2021』2021 「ライゾマティクス_マルティプレックス」展示風景(東京都現代美術館、2021年) photo by Muryo Homma(Rhizomatiks)
KOTARO NUKAGA(天王洲)| Rhizomatiks Beyond Perception 参考画像 『particles 2021』2021 「ライゾマティクス_マルティプレックス」展示風景(東京都現代美術館、2021年) photo by Muryo Homma(Rhizomatiks)

そして、移転を記念して開催されるのは、真鍋大度と石橋素が主宰するクリエイティブコレクティブ、ライゾマティクスによる個展「Rhizomatiks Beyond Perception」。

これまで、人間とテクノロジーの関係を探求し、アーティストの身体表現や研究者とのコラボレーションなどを通じて、クリエイティブの最先端領域を切り開いてきたライゾマティクス。

2021年には東京都現代美術館にて個展を開催、2023年には虎ノ門ヒルズの最上部「TOKYO NODE」のオープニングで、MIKIKO率いるダンスカンパニー、ELEVENPLAYとともに没入型パフォーマンスを発表し、話題となった。

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AIモデル生成平面作品 参考画像
AIモデル生成平面作品 参考画像

「Rhizomatiks Beyond Perception」でのテーマは「AIと生成芸術」。AIモデルがどのように学習し、新たなイメージを生成するのかを可視化する。誰もがAIを用いて画像を生成できる現代において、その価値を問いかけるという。

そして本展では、初の試みとして作品販売が行われる。販売される作品は、「AIモデルデータ」。この、ライゾマティクスによる独自の画像のみを学習したAIモデルを用いて、入力を変えることで、無限に画像を生成することができるという。

アート、テクノロジー、エンターテイメントなど数々の境界を行き来し、アップデートを重ねながら、新しい価値を提示し続けるライゾマティクス。ぜひこの機会に訪れて、体験してほしい。

ライゾマティクス「Rhizomatiks Beyond Perception」
会期/2024年6月29日(土) 〜 10月14日(月・祝)
時間/11:00〜18:00 (火〜土) 日月祝休廊
会場/KOTARO NUKAGA(天王洲)
住所/東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA Art Complex II 1F
URL/kotaronukaga.com
※詳細は公式HPをご確認ください

Text:Hiromi Mikuni

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