日本のロウブロウ・アート9組によるグループ展@DIESEL ART GALLERY | Numero TOKYO
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日本のロウブロウ・アート9組によるグループ展@DIESEL ART GALLERY

Photo: Miki Matsushima
Photo: Miki Matsushima

東京・渋谷のDIESEL ART GALLERYにて、日本の「ロウブロウ・アート」を提唱するmograg galleryのキュレーションによる9組のアーティストたちのグループ展「“CANTINA” mograg VERSE」が開催中。

70年代後半にカリフォルニア・ロサンゼルスのエリアにて発生した、アンダーグラウンドヴィジュアルアートムーヴメント「ロウブロウ・アート」。現在ライフスタイルブランドDIESELが手掛け、さまざまなアートの展示を行なってきたギャラリー・DIESEL ART GALLERYにて、ロウブロウ・アートをテーマにしたグループ展「“CANTINA” mograg VERSE」が開催中だ。

本展は「ロウブロウ・アートの宇宙を旅する」アーティストとして、沖冲.、薬指 ささく、Johnny Akihito Noda、セキンタニ・ラ・ノリヒロ、野々上聡人、塙将良、HAMADARAKA 、怪獣芸術家ピコピコ、HIZGIの9組が参加している。

沖冲.
沖冲.

HIZGI
HIZGI

Johnny Akihito Noda
Johnny Akihito Noda

キュレーションは、太田素子(オーナー)と沖冲. (ペインター/ディレクター)により発足したmograg galleryが手がける。東京・御徒町にあり、絵画を中心にカテゴライズや表現形態に縛られないアーティストたちの展覧会を企画・運営するギャラリーでありながら、日常的にアーティストや友人たちが集まり、作品や活動の近況報告などを交わし合う、アーティスト・コミュニティとしても知られている。

“CANTINA”(酒場)をテーマにした本展では、60点以上の新作の展示・販売をはじめ、ステッカーやアクリルキーホルダーなど展覧会のためにつくられた限定グッズや、DIESELとのコラボレーションによるTシャツも販売される。また会期中には、参加アーティストによるスペシャルイベントも開催予定。「人と人」、あるいは「人とアート」との触れ合いが持つ不変の喜びや楽しさを感じられる展覧会に注目だ。会期2023年9月7日(木)まで。

セキンタニ・ラ・ノリヒロ
セキンタニ・ラ・ノリヒロ

※掲載情報は6月23日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「“CANTINA” mograg VERSE」
会期/2023年6月10日(土)〜9月7日(木)
会場/DIESEL ART GALLERY
住所/東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F
時間/11:30〜20:00
TEL/03-6427-5955
URL/www.diesel.co.jp/ja/art-gallery/mograg_gallery/

Text:Akane Naniwa

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