今週末は六本木へ繰り出そう！ 待望のオールナイト開催 「六本木アートナイト2023」

「六本木アートナイト2023」メインビジュアル　デザイン：groovisions

4年ぶりのオールナイト開催で大注目のアートイベント「六本木アートナイト2023」が今週末にいよいよ開催！ 東京・六本木エリアを中心に、2023年5月27日（土）～28日（日）の2日間にわたって行われる。

夜を徹して街中でアートを楽しむ「六本木アートナイト」が、4年ぶりにオールナイトで開催。「都市のいきもの図鑑」をテーマに、六本木を舞台にさまざまな作品が展開される。

本イベントのメインプログラム・アーティストに迎え入れられたのは、栗林隆+Cinema Caravanと鴻池朋子の2組。栗林隆+Cinema Caravanは、タンカー（船）をモチーフにした『Tanker Project』を六本木アリーナに出現させる。鴻池朋子は、屋外展示で話題を呼んだ『皮トンビ』を東京ミッドタウンに展示するほか、『狼ベンチ』『アースベイビー』『陸にあがる』といった動物をモチーフとした作品などを国立新美術館に展示する。

2日間にかけてアーティストら約45組による約70の多様なプログラムが繰り広げられる本イベントにおいて、特に大きな注目が集まっているのは、国際的パフォーマンスカンパニー「Close-Act Theatre（クロースアクトシアター）」によるダイナミックなパフォーマンス。音楽と光の演出とともに、巨大な白い翼をまとったキャラクターが六本木の街を練り歩くさまは、リアル開催ならではの迫力に満ち、観るものを圧倒するはずだ。

Close-Act Theatre『White Wings』 ©Bert Holtmann 会場：六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウン プラザ1F

西尾美也『カラダひとつ：人間の家［スカート］』（2014年）　展示風景：「六本木アートナイト2014」（2014年）　撮影：Koji Shimamura　会場：三河台公園

そのほか、ペインティングやインスタレーション、音楽、パフォーマンス、映像、トークなどを通して、これまで意識していなかった都市に生きる多様な命のつながりを感じられるプログラムが多彩に展開され、社会におけるアートの更なる可能性を見出すことができそうだ。

驚きと感動、出会いに満ちたアートで彩られる六本木。この夜をぜひご堪能あれ。

のばなしコン『複々』　撮影：北川姉妹　会場：東京ミッドタウン プラザ1F

※掲載情報は5月24日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「六本木アートナイト2023」
会期／2023年5月27日（土）～28日（日）
会場／六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、そのほか六本木地区の協力施設や公共スペース、公式YouTubeチャンネル
時間／27日(土)10:00 ～ 28日(日)18:00
入場料／無料(ただし、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)
TEL／050-5541-8600（ハローダイヤル）
URL／www.roppongiartnight.com/