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ナタリー・ポートマンは、セクハラ撲滅を目的とした「タイムズ・アップ」運動を率いた同名団体が活動停止したことを「深く悲しんで」いるという。セクハラ被害者への経済的支援を行うべく2018年に設立された同非営利団体の初期に重要な役割を担ったナタリーは、今年1月、上層部がセクハラを告発されたアンドリュー・クオモ元ニューヨーク州知事と繋がっていたことが明るみになったことを受けて活動停止が発表されていた。
ナタリー・ポートマン、「タイムズ・アップ」活動停止は「本当に悲しい」
©Bang Media International
ナタリー・ポートマンは、セクハラ撲滅を目的とした「タイムズ・アップ」運動を率いた同名団体が活動停止したことを「深く悲しんで」いるという。セクハラ被害者への経済的支援を行うべく2018年に設立された同非営利団体の初期に重要な役割を担ったナタリーは、今年1月、上層部がセクハラを告発されたアンドリュー・クオモ元ニューヨーク州知事と繋がっていたことが明るみになったことを受けて活動停止が発表されていた。
ナタリーは、物事は白と黒でない時もあるとして、ハリウッド・リポーターにこう話している。「『タイムズ・アップ』があのようなかたちで消失したことは、本当に悲しいこと。多くの人が間違いを犯したと思うけど、運動においては間違いは命取りとなる」「目にしたい変化を要求するためには自らが完璧でいる必要がある。人間として私達の欠点の全てを認め、人々は間違ったことをする時もあれば、別のことに長けていることもあると言うこと、沢山のグレーの色合いを持ち合わせることで、より前進できるんじゃないかしら」
また、現在も弁護費用に対する支援を継続している同団体とタッグを組めたことに感謝しているとして。「同じような経験を持った女性達が集まり分かち合うことには、何かとてもパワフルなものがある。そして、とても多くの素晴らしいことがそこから生まれたわ。それらの関係は続き、驚くべき他のプロジェクトとなっていったと思う。でも以前のようなかたちで『タイムズ・アップ』が存在しないのは辛いことね」「個人や団体としての間違いにより、運動全体の存在が許されないなんて。私達は間違いを犯し、そこから学ぶことを許されるべきだと思う」