エマ・ワトソン、女優業を休止した理由を語る「あまり幸せではなかった」
エマ・ワトソンは、女優業を離れる前は 「あまり幸せではなかった」 という。わずか11歳で映画 「ハリー・ポッター」 シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役を演じ一躍有名になったエマは、2018年の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』以降映画に出演しておらず、自分が創造的にコントロールできない作品の宣伝をすることで「檻に閉じ込められている」ように感じたり、「意見を言えない」と感じるなど辛い思いをしていたそうだ。
エマはフィナンシャル・タイムズ紙にこう説明している。「少し檻に閉じ込められているように感じた。本当に苦労したのは、自分があまりコントロールできないものを売りに行かなければならなかったこと。映画の前に立ち、すべてのジャーナリストから『これはあなたの視点とどのように一致しますか?』と聞かれること。自分がそのプロセスに関わることができなかった作品の顔やスポークスマンにならなければならないのはとても辛かった」「私には発言権もなかったことの責任を取らされているようで、本当に悔しいと感じ始めた」「そして誰かがそのことで私に批判を浴びせようとすることがあっても、自分を嫌いにならないように『そう、私は失敗した、それは私の決断だった、もっとうまくやればよかった』と言えるようなものの前にしか立ちたくないと思うようになった」
しかし、エマは「絶対に」女優業に復帰するつもりだそうで、来年早々には映画の撮影予定があるという。「次の適したものがやってくるまで待つのに問題はないわ。自分のやっていることが大好きだから。それは自分を別の顔や人に変える必要がない方法を見つけることなの」「そしてもうロボットモードには切り替えたくない」
4月に33歳を迎えたエマは、「愛について、女性であることについてより多くを学んだ」とコメントしている。