WOW「不完全な映像 —Refraction #001–014—」展、銀座 蔦屋書店 | Numero TOKYO
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WOW「不完全な映像 —Refraction #001–014—」展、銀座 蔦屋書店

『Mortality』
『Mortality』

ビジュアルデザインスタジオ、WOWによる「不完全な映像 —Refraction #001–014—」展が銀座 蔦屋書店のアトリウムにて、2023年5月2日(火)から5月9日(火)まで開催される。また5月2日より、映像作品『Refraction(リフラクション)』の販売もはじまる。

東京、仙台、ロンドン、サンフランシスコを拠点に活動を続けるビジュアルデザインスタジオ、WOW。映像制作から、インスタレーション、アート作品、UIデザインなど、カテゴリーにとらわれない幅広い活動を行ってきた。

『Day light』
『Day light』

本展では映像作品群『Refraction(リフラクション)』を展示。そのタイトルは、歪み、屈折を意味し、ディスプレイにグリッド状の曲面アクリルを重ねることで光や映像が屈折し、まるでモザイク画のように映し出される。

手元のSNSはじめ、どこにも映像があふれ、高解像な画像が当たり前の日常。『Refraction』と向き合い、その“不完全な映像”にふれることで脳内では自動的にディスプレイの”向こう側”に何かを探し、想像しはじめるはず。

『Night light』
『Night light』

なお『Refraction』は、2022年に「Unlearning the Visuals」展(※1)で公開された。そこで発表された6作に加え、本展では新作の大型作品2点、小型作品3点、合計11点が展示される。

(※1)参考記事:WOWが切り拓く映像表現の新境地「Unlearning the Visuals」展

『Portrait_02』
『Portrait_02』

さらには、空間デザインを手がけるOGATA Inc.の尾形欣一が額装を制作し、5月2日より販売もはじまる。作品の“向こう側”を想像すること、それは無限に続けられる楽しみのひとつ。身近に、暮らしの中におくことで、鑑賞体験をさらに拡げてみてはいかが。

WOW「不完全な映像 —Refraction #001–014—」
日程/2023年5月2日(火)~9日(火)
時間/11:00~20:00 ※最終日は17:00まで
場所/銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
住所/東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
入場料/無料
URL/www.w0w.co.jp/news/211

Text:Hiromi Mikuni

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