繰り返し使ってリサイクルできる!「Anya Hindmarch」ナショナル麻布とコラボしたエコバッグ | Numero TOKYO
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繰り返し使ってリサイクルできる!「Anya Hindmarch」ナショナル麻布とコラボしたエコバッグ

アニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)が、南麻布のスーパーマーケット「ナショナル麻布」とコラボレーションしたバッグ「Universal Bag」を発表。2023年4月21日(金)よりナショナル麻布の各店舗とオンラインストアにて発売される。

15年前に世界的な社会現象を巻き起こしたアニヤ・ハインドマーチの「I Am Not A Plastic Bag」。使い捨てされるレジ袋に対しての注意喚起を促し、実際に英国ではレジ袋の消費量が減少したとの報告もなされるほど、大きな影響を与えた。しかし、プラスチック廃棄量の減量は、いまだに取り組むべき課題として残っている。

そこで、アニヤ・ハインドマーチが2021年よりスタートしたのが、英国のスーパーマーケット・チェーン「Sainsburys」や「Selfridges」などとタッグを組んだキャンペーン。繰り返し使用できるエコバッグとして「Universal Bag」を発表し、さらなる意識改革を行なっている。

「Universal Bag」¥2,750
「Universal Bag」¥2,750

この「Universal Bag」は、100%再生されたプラスチックから作られ、その原料や製法はリサイクル素材の国際的認証である「GRS:Global Recycling Standard」に基づくもの。また、10年程度繰り返し使用することが可能なことを前提に製造されており、バッグとしての使命を終えた後は、回収して再度リサイクルすることができる画期的な仕組み。

現在、英国の「Waitrose」、香港の「city’super」でも取り組みを行なっており、日本では「ナショナル麻布」で展開。各スーパーマーケットをイメージしたカラーを採用し、ナショナル麻布のグリーンを基調としたデザインで、ストライプのテープが施されている。

「誰しもが、持ち物を持って移動するためのバッグが必要なわけですが、『Universal Bag』は再生されたプラスチックを用いることで、廃棄されるプラスチックの量を減らすことに寄与するだけではなく、持ってどこかに行きたくなるような、数回使って飽きてしまうものではなく、何年も繰り返し使うことで愛着が湧くような、そんなバッグになってほしいと思ってデザインしました。そして、その使命を終えた後は、また再生することができる、そうしたバッグを世界中のスーパー・マーケットともに広めていく、それがこのプロジェクトの目的なのです」──アニヤ・ハインドマーチ

販売は、ナショナル麻布の各店舗とオンラインストアにて。アニヤ・ハインドマーチの店舗やオンラインストアでは取り扱いがないのでご注意を!

Anya Hindmarch
アニヤ・ハインドマーチ ジャパン
TEL/0800-800-9120
URL/www.anyahindmarch.jp

Text: Yukiko Shinto

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