ロビン・ローリー、ヴィクトリアズ・シークレットのショー復活に憤慨 | Numero TOKYO
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ロビン・ローリー、ヴィクトリアズ・シークレットのショー復活に憤慨

©Bang Media International
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プラスサイズモデルのロビン・ローリーは、ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーが復活すると聞いて「ただただ憤慨」したという。同ランジェリーブランドの最高財務責任者ティモシー・ジョンソン氏は3月、2018年に休止した同ショーの「新バージョン」となるショーが年内に再開することを発表、より多様な体格の人が登場するとしているものの、ロビンはそのニュースを聞いた時、なぜ最初からそうではなかったのかと疑問を持ち、あきれたという。

アメリカのスポーツ雑誌スポーツ・イラストレイティッドのモデルとして知られるロビンはステラー誌にこう語った。「私はとってもあきれたわ。『なぜ2018年のショーでぽっちゃり系(モデル)を使わなかったんだろう』って思ったわ。 もっと痩せたのに逆戻りしたみたいだと思った。私はただただ憤慨していたわ。ショーのキャスティングを経験した女の子や、私の個人的な友人が極度なダイエットをしていた。私は内部からその状況を知っていたの。それが、さらに私を怒らせたのよ。彼女たちは健康的な体ではなく、飢えていた。(この番組は)10代の女の子にそういうのを基盤だとしているのよ。私は、モデル業界がもっと多様なサイズ、多様な年齢層に対応できるようになってほしいと思っている。その日が来ることを願っている。私の体のサイズは、この業界ではまだ問題視されているわ」

2018年のイベント後にショーがキャンセルされると、未来の世代のためにブランドをボイコットするよう女性に促すキャンペーンを始めたロビン、当時インスタグラムにこう書きこんでいた。「ヴィクトリア・シークレットは30年近く、女性たちに美しい体は1種類しかないと言って、この空間を支配してきたわ」「未来の娘たちのために多様性を奨励することがとても重要な理由を、私のプロフィールからのリンクで詳しく読んでね。ヴィクトリアズ・シークレットがすべての女性をステージで表現することを約束するまで、私は今年のヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーを完全にボイコットすることを呼びかける。ヴィクトリアズ・シークレットは、あらゆる年齢、体型、サイズ、民族の女性の購買力と影響力を認識するときが来たのよ」

 

Photo: Bangshowbiz

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