リアーナ、スーパーボウルのハーフタイムショーで着用したブランドは?
2023年2月13日(現地時間)、NFLの王者を決定する第57回スーパーボウルのハーフタイムショーにリアーナが出演。ソロでは7年ぶりとなるライブに全世界から大きな注目が集まった。
空中に高く吊るされたステージに登場したリアーナが羽織っていたのは、アライア(Alaïa)のピーター・ミュリエが特別にあつらえたレザー素材のパフスカーフ。袖から指先までひと続きになったグローブのデザインがユニークなタッチを加えている。
その下には、ロエベ(Loewe)がこの日のために製作した真っ赤なジャンプスーツと、シルクジャージーのキャットスーツ、レザーコルセットを着用。
飛行用装具からインスピレーションを得て、ロエベのクリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンがデザインした。ふっくらとしたお腹のお披露目も話題に。
「この圧倒的な瞬間に立ち会えたことに、とても興奮しています。リアーナは真のアイコンであり、彼女と共にこのステージ衣装に命を吹き込むことができたのは、ワイルドで、素晴らしい夢のような出来事です」とジョナサンは語る。
足元のエムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)とサロモン(Salomon)のコラボスニーカーまでもちろん赤!
ジュエリーはパリのジュエリーブランド、メシカ(Messika)をチョイス。
ドロップ型のダイヤモンドピアスなど数種類のジュエリーを重ね付けし、輝きを添えた。
終盤「Umbrella」では、アライアのマキシ丈パフコートを着用し、「太陽が輝くとき私たちも一緒に輝く」と熱唱。これは2022年に逝去したファッション界のレジェンド、アンドレ・レオン・タリーのシグネチャースタイルにオマージュを捧げ、追悼の意を表していたようだ。
スーパーボウルへの出演のきっかけとなったのは、2022年5月に生まれた息子だとリアーナは語っていた。「今やらなかったら、一生やらないと感じている。本当に。母親になると自分のパワーが爆発したり解放された気分になって、何でもできるような気分になる奇妙なことが起こる」「私はチャレンジしたかったし、私をステージに戻らせる何かをしたかった」。また母親業については、「クレイジー。素晴らしくてワイルドで不思議な感じ。そのすべてが一度に味わえる。最高の気分。今までで最高の愛」と続けていた。
Text: Yukiko Shinto