レネー・ゼルウィガー、『シカゴ』で歌うことを「とても恐れていた」 | Numero TOKYO
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レネー・ゼルウィガー、『シカゴ』で歌うことを「とても恐れていた」

©Bang Media International
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レネー・ゼルウィガーは、『シカゴ』で歌うことを当初「とても恐れていた」そうだ。

大ヒットした2002年のミュージカル映画『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が、公開20年を記念して行われたインタビューで、 主人公のダンサー、ロキシー・ハートを演じたレネーが大スクリーンで自分の歌声を披露することを恐れていたことを明かしている。

「レネーが学生時代にチアリーダーだったことを知ったんだよ。だからもしかしたら彼女は踊れるかもしれないと思ったんだ。彼女がニューヨークに来て、プロデューサーのジョン・デルーカと一緒にダンスに取り組んだのをみて、すぐに彼女が踊れるとわかった」「歌は別物だった。彼女は私の前で歌うことをとても恐れていた。夕食に行ったとき、彼女に『何か歌を知ってる?』と言ったんだ。彼女はレストランで僕のために『ダイアモンズ・アー・ア・ガールズ・ベスト・フレンド』を歌い始めたんだ。彼女はシャイだから、正式には歌いたくなかったんだよ。私はすぐに彼女が歌えるってわかったよ」

また、マーシャル監督は、レネーはロキシー役を演じるには完璧な女優だったとして、こう続けている。「レネーはまさに私が探していた俳優だった。なぜなら、私はロキシーのもろい部分を演じられる役者、同時に強い殺し屋にもなりえる役者が欲しかった。そのためには、あらゆる演技が必要とされていた」

レネーはミュージカル初挑戦にもかかわらず、同作でアカデミー主演女優賞にノミネートされている。

 

 

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