ビリー・アイリッシュ、10代の頃は自分の体が大嫌いだった

ビリー・アイリッシュは10代の頃、自分の体に対して「怒り」を感じていたそうだ。

思春期に自分の体が自分を「心理的に虐待（ガスライティング）」していたと考えていたというビリーだが、近年は物事をありのままに受け入れるようにしているという。

「10代のころは自分のことが嫌いで、バカバカしいと思っていた。その多くは、自分の体に対する怒りからきていて、体がどれだけ私に苦痛を与えたか、体に起こったことのせいで失ったものにどれだけ腹を立てていたか……自分の体が何年も私をガスライティングしているように感じたの。私の身体は私自身なんだっていうプロセスを経なければならなかった。そして、それは私を抑えるためのものじゃないんだって」

そんなビリーは、自身のプラットフォームを使って気候変動に対する意識を高めてきたが、それがニュースにならずに変化をもたらしたいとして、ヴォーグ誌にこう語っている。

「私を見て！変化をもたらしているわ、みたいな感じで派手に主張するのは嫌なの。違いを生み出して、そのことを黙っていたいだけ。物を生産するべきじゃない、何も売るべきじゃない。いつかゴミとして埋立地に捨てられるだけだから。それはわかってる。でも、誰も服を着るのをやめないし、物を作ることをやめない。だから私は、出来る限りの自分のベストな方法でそれを行うだけ」