fumiko imano、アイスランドが舞台の写真展「going nowhere」を開催 | Numero TOKYO
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fumiko imano、アイスランドが舞台の写真展「going nowhere」を開催

東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKA にて、fumiko imano(イマノフミコ)による写真展「going nowhere」が開催。会期は、2022年9月3日(土)〜10月8日(土)まで。

fumiko imano blue lagoon/iceland/2021 2022 © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
fumiko imano blue lagoon/iceland/2021 2022 © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

ファッションブランドとのコラボレーションでも注目を浴びるアーティストのfumiko imano。ロエベ(LOEWE)が発行するコレクタブルブック『Publication』の写真を2018年以降8シーズンにわたって担当し、今年はVANS のシューズをデザインするなど、その作品は高く評価されている。

fumiko imano jokulsarlon/iceland/2021 2022 © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
fumiko imano jokulsarlon/iceland/2021 2022 © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

fumiko imanoは、2〜8歳までブラジル・リオデジャネイロで過ごし、イギリスのセントラル・セント・マーチンズでファインアートを専攻した後、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッション・スタイリングと写真を学んだ経歴を持つ。代表作は、35mmカメラで撮影したセルフポートレイトを切り貼りし、双子のモチーフに仕上げるフォトモンタージュシリーズ。はさみで切ってつなぎ合わせたラインが、それが虚構であると示すとともに印象を高めている。

fumiko imano ocean paintings/iceland/2021 2022 © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
fumiko imano ocean paintings/iceland/2021 2022 © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

KOSAKU KANECHIKAでの3度目の個展となる本展は、作家本人が1990年代の終わり頃、ロンドンの学生時代に訪れて以来、いつかまた行きたいと思っていたアイスランドが舞台。22年前に出合ったもの、初めて見に行く氷河、アイスランドのアーティストの作品でいっぱいのホテルなど、“双子”たちの新作40点を展示する。

fumiko imano pylsur/iceland/2021 2022 © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
fumiko imano pylsur/iceland/2021 2022 © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

無邪気でノスタルジック、思わず微笑んでしまうようなユーモアあふれるfumiko imanoの世界観。そして、デジタルの時代にあえて手作業でシンプルにつくられるフォトモンタージュにも、どうぞご注目を!

※掲載情報は9月9日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

fumiko imano展 「going nowhere」
会期/2022年9月3日(土)〜10月8日(土)
会場/KOSAKU KANECHIKA
住所/東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F
開館時間/11:00〜18:00
休館日/日・月・祝
料金/入場無料
URL/https://kosakukanechika.com/exhibition/goingnowhere/

Text : Akiko Kinoshita

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