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アンバー・ハードの弁護団、ジョニー・デップへの損害賠償に異議
アンバー・ハードの弁護団が、2018年にアンバーがワシントン・ポスト紙に寄稿した論説による名誉毀損で1000万ドル(約13億6000万円)の損害賠償が認められたジョニー・デップには、その支払いを受ける「権利がない」と主張している。
アンバーの弁護団は、DV被害について綴った同論説が掲載される以前にジョニーのキャリアは「損なわれていた」として、ジョニーへの損害賠償を命じた同判決に異議を唱える申し立てをしたかたちだ。
Radaronline.comが入手した法廷書類には、「ハード氏の論説がデップ氏の評判にダメージを与えたという証拠はない」「デップ氏は、2016年5月27日にハード氏がDVTRO(ドメスティックバイオレンスによる一時的な接近禁止命令)を獲得した時に、評判が損なわれたと証言しており、それに関して損害賠償を受けることはできない」と綴られているという。
今年4月から米バージニア州で6週間に渡って行われた裁判で、アンバーはジョニーに対し1000万ドルの補償的損害賠償と500万ドル(約6億8000万円)の懲罰的損害賠償の支払いを命じられたものの、同州の懲罰的損害賠償の上限により35万ドル(約4800万円)に減額され、実際の支払い額は1035万ドル(約14億円)となった一方、ジョニーに対する反訴ではアンバーに損害賠償200万ドル(約2億7000万円)が認められていた。