ディオールが愛したパリを、セーヌ川のウェルビーイングクルーズでたどる。 | Numero TOKYO
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ディオールが愛したパリを、セーヌ川のウェルビーイングクルーズでたどる。

パリで開催されるオートクチュールファッショウィークを記念し、ディオール(Dior)が期間限定の特別なウェルビーイングクルーズを開催。2021年にオープンした「ディオール・スパシュヴァル・ブランパリ」のスペシャルなトリートメントを、セーヌ川をクルーズしながら楽しむことができる。

LVMHが運営する高級ホテルメゾン「シュヴァル・ブラン」が、2021年9月、ポンヌフそばにオープンさせた「シュヴァル・ブラン パリ」。ここは、16年ぶりにリニューアルオープンした老舗デパート「ラ・サマリテーヌ」の一部であり、セーヌ川に面した部分がホテルとなっている。地下にはディオールのスパ「ディオール・スパシュヴァル・ブランパリ」がある。

2022年6月29日(水)から7月13日(水)までの期間限定で、セーヌ川をクルーズしながら、特別メニューのトリートメントを受けることができる企画が登場した。

それは、19世紀のパリで最も豪華な浴場といわれた「ラ・サマリテーヌ浴場(Bains de La Samaritaine)」から、インスピレーションを受けているという。かつてポンヌフのそば、セーヌ川に設置された艀(はしけ)には、約100室のエレガントなキャビンがあり、メディカルウォーターやスチームバス、ハイドロセラピーなど、当時としては信じられないほどの設備によるトリートメントが受けられたという。





このクルーズのトリートメントでは、グランヴィルのバラの再生力をイメージした「ディオール・プレステージ・クルーズ」と、貴重なディケムの葡萄の木の樹液で満たされた「オー・ド・ヴィ・クルーズ」と2種類(各750ユーロ)のフェイストリートメントから選ぶことができる。
ボディトリートメントには、リラクゼーションとエナジャイジングの2種類(各670ユーロ)が用意されている。筋肉、肌、心にはたらきかけるホリスティックな60分のトリートメントは、即効性と持続性のあるウェルビーイングを叶えるための時間となるはず。



トリートメントが終わった後は、ラウンジや上甲板のテラスでリラックス。籐の家具や、ブルーのトワル・ド・ジュイ(18世紀に誕生した伝統的なフランスのテキスタイルデザイン)をあしらったパラソルが、涼やか。エッフェル塔の向かいにあるポート・デビリーで停泊するので、パリらしい景色を堪能しながら、ゆったりとカクテルを楽しんでほしい。

クルーズは1日5便運航され、1運航あたりシングル・スイート3室、ダブル・スイート1室限定。たった5人のための航行となる。
そのほか、朝にはスポーツクルーズもあり。1時間のクルーズ&スポーツで150ユーロ。日替わりでピラティスやヨガ、太極拳、バーダンスなどが楽しめる。

トリートメントを受けながら、クリスチャン・ディオールが愛したパリを船でたどる、幸せな時間。それは、ムッシュディオールへのオマージュでもあり、新しい時代にむけて身体を整えていく特別な体験となるはず。

Dior Spa Cheval Blanc Cruise
期間/2022年6月29日(水)〜7月13日(水)
運航/1日5回 (1運航あたりシングル・スイート3室、ダブル・スイート1室限定)
メニュー/ザ・オー・ド・ヴィ・クルーズ750ユーロ(2時間クルーズ、1時間のフェイストリートメント付き)、ザ・ディオール・エナジャイジング・クルーズ670ユーロ(2時間クルーズ、1時間ボディマッサージ付き)など
TEL/+33-6-76-28-31-31(予約)

Text:Hiromi Mikuni

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