クリステン・スチュワート、ダイアナ妃役衣装をすべて保管 | Numero TOKYO
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クリステン・スチュワート、ダイアナ妃役衣装をすべて保管

©Bang Media International
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クリステン・スチュワート(Kristen Stewart)が、主演作『スペンサー ダイアナの決意』の全衣装を保管しているという。

今秋日本公開予定のパブロ・ラライン監督による同新作で、1997年に交通事故で36歳の若さで他界したダイアナ妃を演じたクリステンは、クランクアップの際にコスチュームデザイナーのジャクリーヌ・デュランから衣装を全て譲り受けたそうだ。

スラント誌とのインタビューでクリステンはこう明かす。「ジャクリーヌが全ての衣装を私にくれた。映画の中で触れたものを全部持っているのはロバート・デ・ニーロだったかしら、それかジャック・ニコルソン。とにかく大物の一人が常にそうしているはず。私はものは貰わない方、もちろん愛着がわくけど、自分の知らないそんな変な宝の山を持つのは無理ってなるから。普段は『ここに置いてゆきます』って感じよ」「けどこの映画で自分が着たものはほとんど一つ残らず持っている。彼女(ジャクリーヌ)が私にあげたいって。『これはあなたのもの。私には必要ない』って言われて、『凄い』って私は思って、全部貰うことになった」

一方でジャクリーヌが制作したそれらの衣装にクリステンは称賛の言葉しか見つからないという。「彼女が作った服は、それぞれに独自のストーリーがあるけど衣装ではない。素晴らしい高潔さがあってね。全てがリアル、ポケット1つ1つに至るまで。それぞれの衣装を通して彼女は明瞭には決して語らない」「最近彼女にインタビューしたの。Q&Aをね。彼女が望むのは着る人の経験で、自分のねらいの全てを明らかにはしない」「けどそのねらいは本当に正確で、常にそこに存在する。それぞれの瞬間、それぞれの色の選択にね。この映画は日毎に徐々に完成していったから、デザインも常に完璧だったわけじゃない。けど彼女には真のアーティストらが持つ本能的なものがある。自分のすることを愛しているのね。達人的なコスチュームデザイナーであることは間違いない。私が一緒に仕事をした中でも最高な人の一人ね」

同新作はダイアナ妃の人生、チャールズ皇太子との結婚生活を描いたフィクション映画で、1991年にエリザベス女王も含めた英王室の家族らとクリスマス休暇を過ごした同妃の姿を描く。

題名の「スペンサー」はチャールズ皇太子との結婚式の日に同妃の頭に輝いていたティアラの名称で、女王の個人コレクションからのものだった。

 

Photo: Bangshowbiz

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