ヘレン・ミレン、SAGアワードの功労賞に自分はふさわしくない | Numero TOKYO
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ヘレン・ミレン、SAGアワードの功労賞に自分はふさわしくない

©Bang Media International
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ヘレン・ミレン(Helen Mirren)は、自分が功労賞にふさわしいと感じていないようだ。

27日(日)にロサンゼルスで開催される全米映画俳優組合(SAG)賞で同賞を授与されるヘレンは、自身の輝かしいキャリアにもかかわらず、そのような栄誉に値するとは思っていないと明かしている。

ヘレンはこれまで、英映画『クィーン』のエリザベス女王役でアカデミー賞と英国アカデミー賞、舞台『ザ・オーディエンス』の同役でトニー賞とローレンス・オリヴィエ賞、ドラマ「第一容疑者」シリーズのジェーン・テニソン警部役で英国アカデミー賞を3回、プライムタイム・エミー賞を4回受賞している。

今回の受賞について、ヘレンはメール・オン・サンデー紙のユー誌に、「なんてことでしょうね。私はまだ生きていて、働いているということを除いては、本当にこの賞に値するとは思っていないの。これまで素晴らしい映画もあったし、かなりひどい映画もあった。だから本当に驚いたわ。とても光栄」と語る。

また、自身の性格について、ヘレンはこう続ける。「苦労していて、野心的で、欲求不満で、自己批判的だった20代、30代、40代の頃の自分の心や体のままだと思っている」「今でも同じ人間のままだと感じてる。これが永遠に続くのかしら?いつも、終わりのない、もやもやした感覚があるの。『今にもバレそうな気がする。あの時は逃げ切れたけど、今度はバレるんだ』っていう。なぜなら、自分がその仕事において優れているかどうか、絶対的な確認ができないから」「医者や外科医、建築家や庭師のように、自分の作品を見て『ああ、これで良かったんだ』と思えるようなものがないのよ。私たちの仕事は、もっと変わりやすいものだから」

 

Photo: Bangshowbiz

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