47都道府県のワインから土地を考える企画展 | Numero TOKYO
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47都道府県のワインから土地を考える企画展

D&DEPARTMENT PROJECT が手がける、47都道府県をテーマにした「d47 MUSEUM」(東京・渋谷ヒカリエ8階)。ワインをテーマに、都道府県ごとにその土地らしいワイナリーを選定し、紹介する企画展を開催中。

デザイナーのナガオカケンメイによって創設された「ロングライフデザイン」をテーマとするストアスタイルの活動体「D&DEPARTMENT PROJECT」。東京の渋谷ヒカリエ8階にオープンした「d47 MUSEUM」は、47都道府県の魅力を展示する日本初のデザイン物産ミュージアムだ。
現在開催中の「47winetourism -47都道府県の自然・人間・文化を味わう旅-」は、ワインをテーマに各都道府県の土地らしさを紹介する展覧会。
2008年からワインツーリズムを開催・提唱する一般社団法人ワインツーリズムの大木貴之とともに、ワインそのものだけでなく、ワインづくりの観点から、産業・暮らし・環境・仲間・地域をキーワードにその土地らしいワイナリーを紹介するという。

近年増加傾向にある、日本のワイナリー数。ワイン消費数量もこの10年の間で増加するなど、日本のワインは日常のお酒として親しまれている。本展では、ワインづくりを通して、地域の伝統を守り、景観や文化をつくる日本各地のワイナリーのものづくりを見せる。なお、各地のワイナリーの今を知り、応援することでその土地の自然環境を守り、次の世代に残すことにもつながると考えているという。タケダワイナリー(山形)、東京ワイナリー(東京)、Studio gogo winery(福岡)など、全国各地のワイナリーのワインや関連書籍を購入できるほか(一部販売のないワイナリーあり)、ゲストを招いてのトークイベント、ワインを実際に飲み比べる企画なども行われる予定だ。

なお3月18日(金)18:00まで、日本各地のワイナリーを応援するクラウドファンディングも実施中。日本各地のワインの飲み比べや、ディープな産地ツアーなどリターンもさまざまだ。
ワインを入り口に風土を感じながら食や文化を学び、楽しむきっかけとなる本展。どうぞお見逃しなく。

※掲載情報は2月17日時点のものです。
 開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「47winetourism -47都道府県の自然・人間・文化を味わう旅-」
会期/2022年2月4日(金)~5月8日(日)
時間/12:00〜20:00(入場は閉館30分前まで)
会場/d47 MUSEUM 
住所/東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
定休日/水曜(祝日の場合は営業)
料金/ドネーション形式(来場者が入場料を決める自由料金制/会場受付)
TEL/03-6427-2301(d47)
URL/www.d-department.com/item/DD_EVENT_34358.html

Text:Akane Naniwa

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