グランド ハイアット 東京のロビーがアートスペースに。「MOMOKO CHIJIMATSU」りぼんプロジェクトが開催中
六本木のグランド ハイアット 東京は、コロナ禍で影響を受けた中小企業や地域コミュニティを活性化し、サポートするためのハイアットのグローバルプロジェクト「Hyatt Loves Local」に参加中だ。その一環として、美術館やアートギャラリーが休館しアートに触れる機会が減ってしまった今、ロビーをアートスペースにすることでアートに触れられる機会を創り出した。現在はローカル企業のOne Avenue株式会社が企画、アートディレクションを手がける「Ribbon of Life」が開催中。
このRibbon of Lifeは人と人の繋がりや命の大切さなど、ホテルを訪れた人がさまざまな想いを感じるきっかけになるように、ファッションやフォト、陶芸を掛け合わせたユニークなスタイルで展示している。
参加者のひと組であるMOMOKO CHIJIMATSUが手がけたリボンドレスには、「誰もが愛される存在であり、魂を愛で包み込んで大切にリボンをかけてあげたい」というメッセージが込められた。芸術家としてだけでなく、教育者、社会運動家としても活動するMOMOKO CHIJIMATSUは、性教育の大切さや性被害を無くしていくために必要なことを伝えていく本プロジェクトを奨励。
彼女の想いに賛同する写真家の横浪修がこのドレスを纏ったヴィジュアルを撮り下ろした。「自然釉」を独自のスタイルで追求し続ける陶芸家、辻村唯による作品も展示され、彼らの想いが共鳴する美しい空間を通してロビーを行き交う人の心に語りかける。りぼんプロジェクトの展示は7月頭までの予定なのでぜひ早めに訪れてみて。
展示されているリボンドレスは、東京・青山のルシャルムドゥフィーフィーエファーファーでも展開しているので、ぜひお店にも立ち寄ってみては。
Ribbon of Life
展示期間/2021年6月1日(火)~
※オリンピック期間は除外の可能性あり
展示場所/グランド ハイアット 東京 1階ロビーエリア
展示アーティスト/MOMOKO CHIJIMATSU、横浪修、辻村唯
企画プロデュース/One Avenue株式会社
※展示に関する問い合わせ ag@oneavenue1.com
Text:Nozomi Urushibara