「もの派」重要作家・菅木志雄の個展が2カ所で開催
「もの派」を代表するアーティスト・菅木志雄(すが・きしお)による新作展が、都内2カ所で同時開催中。個展「集められた〈中間〉」は、東京・六本木の小山登美夫ギャラリーで2021年7月10日(土)まで、表参道のスパイラルガーデンでは6月13日(日)まで開催。
そんな菅の新作個展「集められた〈中間〉」では、「ものは無常で流動的なものであり、作品はそのプロセスである」ということに焦点を当てている。枝の断片と断片の間に石が並べられた『場空』や、石とロープが部屋全体に張り巡らされたインスタレーション『集空果』などからは、「もの」に内在するプロセスが、作品や空間が持つ連続性によって表現されている。
今年12月には、岩手県立美術館において大規模な回顧展が開催予定など、近年ますます注目が集まる菅木志雄。世界的に再評価が進んでいる「もの派」の最重要アーティストの新作を、お見逃しなく。
菅木志雄「集められた〈中間〉」
(2会場同時開催)
会期/2021年6月5日(土)〜7月10日(土)
会場/小山登美夫ギャラリー
住所/東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル2F
料金/無料
時間/11:00〜19:00
休館/日・月・祝日
TEL/03-6434-7225
メール/event@tomiokoyamagallery.com
URL/tomiokoyamagallery.com/exhibitions/suga2021/
※現在、土曜日のみ予約制(電話、メール)
会期/2021年6月7日(月)〜6月13日(日)
会場/スパイラルガーデン
住所/東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
料金/無料
時間/11:00〜19:00
休館/会期中無休
TEL/03-3498-1171
URL/www.spiral.co.jp/topics/spiral-garden/3227
Text : Manami Abe