テクノロジー×アートの祭典「MAT2021」ウェブでも開催
テクノロジーとカルチャーの祭典「Media Ambition Tokyo(メディア アンビション トウキョウ)」が開催中。東京・六本木の六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」をメイン会場に、オンライン会場も併せて、2021年6月8日(火)まで。
最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装する、年に1度の都市複合芸術祭「Media Ambition Tokyo(MAT)」。多種多様な分野のイノベーターや企業によって展開される最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、トークショーといったプログラムの注目度が、年々高まってきている。 9回目の開催を迎えた今年のMATは、東京に緊急事態宣言が発令されたことで、当初予定されていた4月27日(火)〜5月23日(日)の会期を5月12日(水)〜6月8日(火)に変更。リニューアルオープンした「東京シティビュー」(六本木ヒルズ 52F)をメイン会場として作品を展示しつつ、オンライン会場でもコンテンツの配信や作品情報の公開が行われる。
参加アーティストは、落合陽一や水口哲也、evalaとシナスタジアラボ、脇田玲など、MATではおなじみの顔ぶれに加え、小野澤峻、会田寅次郎、MayukaOtsukiといった日本の次世代のテックアートシーンを支える気鋭のアーティストらが集結。
また、東京・目黒では、最新のテクノロジーとアートに触れることができる体験空間として、MATの常設ギャラリー「MediaAmbitionTokyoGallery代官山」がオープン。同展会期中に、小誌も注目するビジュアルデザインスタジオのWOWによる、風に浮遊する布のインスタレーション作品『wind form』が展示される。
さらに、熱海の廃屋を利用したコミュニケーション実験スペース「ハコスコカフェ」をサテライト会場として、作品展示や現地からの配信が展開される。
なお本展では、公式アプリ「ArtSticker」を使うことで、展示作品の音声ガイド(無料)が利用できるほか、アーティストへメッセージを送ったり直接支援することも可能に。
それぞれの鑑賞方法で今年のMATを楽しんでみてはいかが。
Media Ambition Tokyo 2021
会期/2021年5月12日(水)〜6月8日(火)
URL/www.mediaambitiontokyo.jp(公式サイト、オンライン会場)
会場/東京シティビュー
住所/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F
料金/一般 2000円、高・大学生 1300円、4歳〜中学生 700円、65歳以上 1700円(いずれも、平日当日窓口の場合)
時間/10:00〜20:00(最終入館 19:30)
TEL/03-6406-6652
URL/tcv.roppongihills.com/jp/
会場/Media Ambition Tokyo Gallery 代官山
住所/東京都目黒区青葉台2-3-1 小杉ビル青葉台(「Enhance」オフィス1F)
時間/10:00〜20:00
URL/www.w0w.co.jp/
会場/ハコスコカフェ
住所/静岡県熱海市伊豆山1173-439
会期/2021年5月15日(土)~5月23日(日)
時間/12:00~18:00
URL/cafe.hacosco.com/
※ハコスコカフェでの展示は、完全予約制
Text : Manami Abe