ヴィゴ・モーテンセンとクリステン・スチュワート、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品で共演へ
ヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen)とクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)が、『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』で共演を果たす。
デヴィッド・クローネンバーグ監督による同新作SFスリラーは、新たな臓器を体内で育てるといったパフォーマンスをする人気アーティストを中心に描かれるそうだ。
デッドラインによると、同作の舞台となる遠い未来では、人類が「自然体から変態し、生物学的構成が変化」するほど進化を遂げていることから、体内に新たな臓器が発生する加速進化症候群を患うソウル・テンサーは、その臓器を摘出する様をパフォーマンスとして見せており、ファンを集めると同時に政府からも目を付けられることになるといった内容だという。
クローネンバーグ監督は「私はまだ未来との仕事を終わっていない」とコメントしている。
ヴィゴやクリステンのほか、レア・セドゥ、スコット・スピードマンもキャスト陣に名を連ねる同作はギリシャで撮影予定となっている。
ヴィゴと同監督は、これまでにも『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』『危険なメソッド』でタッグを組んできた間柄だ。また、クローネンバーグの『クラッシュ』『戦慄の絆』で美術を担当してきたキャロル・スパイアーや『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の作曲家ハワード・ショアも参加するという。
一方ヴィゴは、タイ洞窟遭難事故を描いたロン・ハワード監督による新作『サーティーン・ライヴス』でコリン・ファレルやジョエル・エガートンと共演することが先月発表されたばかりだ。